世の中の多くの人は、権利収入という言葉に普段馴染みがないものかと思います。
権利収入って何?お金を生み出す権利って?
ここでは、ビジネスとして代表的な権利収入などを理解しやすく解説していきます。
収入を得ることのできる権利とは
まず権利収入とは何なのか、意味を知っていきましょう。
ビジネスにおいて活用される権利収入には、いろんな種類があります。
その中でも、お金を生み出すことのできる権利とは何なのか、また権利収入のポピュラーなビジネスなどをお伝えしていきたいと思います。
権利収入について
権利収入とはどういう意味かというと、自身の持つ権利に利益を生み出し、収入を生み出すことです。
権利を所持、保有することで得る収入のことを指します。
本や歌などの印税による著作権収入や、特許利用において得る収入、土地を活用した家賃収 入も、権利収入と言えるでしょう。
対して企業などに勤めてお給料をもらったり、自身が働いて得る収入のことを、『労働収入』といいます。
世の中のほとんどの人が得ている収入は労働収入でしょう。
権利収入で生活している人はとても少ないです。
簡単に誰でも得ることのできるものではないため、そのための資金が必要となったりなど、収入を得る方法を学ぶことが大切です。
上記の表の右側に移行することで、権利収入を得ることができ、経済的自由の獲得に繋がります。
権利収入をビジネスに
特に代表的なビジネスに、印税収入があります。
出版社にもよりますが、書籍化、デジタル化された作品を読者が購入した際、作品の価格の何%かが作者の印税収入となります。
漫画や小説など、おおよそ10%ほどが印税収入にあたります。
また株の所有によって得る配当金も、権利収入といえます。
株式会社は株式を発行し、投資家が買うことによって資金を得て、事業を行い、利益を配当します。
企業が利益を還元することによって配当金を得ることとなります。
投資家の主な収入源といえるでしょう。
また居住物件でなくとも、駐車場や貸倉庫を保有して貸し出すことで得られる収入や、自販機設置依頼を受けて得る収入などもあり、土地を利用した権利収入には様々な種類があります。
それらも土地という権利が生み出す利益と言えるでしょう。
権利収入の利点と欠点
権利収入を学ぶ上での大切なことを説明していきたいと思います。
基本的な利点
権利収入というものは、労働収入とは反対に、『自分自身が労働することなくお金を得る』ということです。
時間に縛られることもなく、自身が労働することができない状況になったとしても、安定して収入を得ることができ、例えば老後や退職後も、安定した収入が続くのです。
労働せずとも安定した収入を得るということは、あらゆる状況においても大きな利点であり、収入を生み出す権利の仕組みを構築すれば、安定した生活費の確保、また自分自身の時間の 使い道も広がり、大きな自由を手に入れられるといえます。
踏まえておくべき欠点
どのような権利収入においても言えることですが、権利がお金を生み出すまでには大きく時間を要します。
土地を購入し利益につながる何かにするだけでも先行投資が必要であったり、それらが収入につながる確証もなく、賭け事のようなギャンブル性もあり、安定するまでに要する時間はどのくらいかかるのかわかりません。
株の購入や資産運用において、投資する以上ギャンブル性の高いリスクはつきものであったり、学ぶべきことも多く、勉強する時間も大きく必要となります。
結論から言うと、簡単に始めることができないといえます。
権利収入を得たい!その前にチェックすべきこと
権利収入を副業として始める前に、必ず確認すべき注意点があります。
まずは現在勤めている会社がそういった副業を許可しているか、必ずチェックをしておくことです。会社の就業規則の記載等、必ず確認をしましょう。
もしも会社で禁止されているのに副業を始めてしまった場合、減給や懲戒処分のような重い懲罰を課せられる場合もあります。
そして、副業での収入が20万円以上となると確定申告が必要となります。申告漏れがあると、延滞税や累進加算税などが追加されてしまうため、必ず忘れないようにしましょう。
初心者でも始めやすい権利収入、その中でも一番のおススメは
さすがに突然、土地を購入等、資金が多くかかるものも多く、気軽に始める訳にはいかないでしょう。
ここでは、初心者でも始めやすく分かりやすい権利収入を、いくつか紹介していきたいと思います。
ブログの運営
ブログ運営は、資金がなくても始められる権利収入ビジネスのひとつです。
多くの人がアクセスすればするほどアクセス数が伸び、収入も増える仕組みのため、アクセス数を安定して得られるようになれば、収入として安定してお金を得られるでしょう。
多くのアクセス数を得るブログを作り上げるにはSEO(検索エンジン最適化)についても学ぶ必要があり、また、セールスライティングスキルも必要となるでしょう。時間をかけしっかりと 学び、取り組んでいくことが大切です。
アフィリエイトサイト
アフィリエイト、いわゆる「成功報酬型広告」ですが、ブログ運営のようにブログに訪れた人の数ではなく、広告から実際に商品が購入されたうえで、その売上の数%を得ることのできる権利収入です。
自分のサイト等へ広告を設置し、広告収入を得るため、設置したブログ自体のアクセス数も必要となり、ブログに比べ難しいため、報酬額は高めとなっています。
広告自体だけではなく、本体のブログのデザイン力や、心ひきつけるような魅力的なサイトを作り上げなくては、簡単に広告から商品を購入していくことはないでしょう。
不動産への投資
いわゆる家賃収入のことで、他人へ貸し出すことで収入を得ます。
駐車場や住まい、貸倉庫等、種類は様々ですが、中でも住居としての家賃収入においては、ワンルームだけを購入し貸し出すものと、建物一棟を購入し貸し出すものとあります。
投資金額が一棟購入するのと比べ、ワンルームの投資は初期投資が少なく、その代わり一棟買い投資に比べ利益も少ないです。
不動産の投資は、立地や周りの環境など、沢山の視点から戦略を立てる必要があり、時間をかけしっかりとリサーチすることが大切です。貸し出したその後も、物件を管理する必要もあるため、どのように管理していくかということまで計画する必要があります。必要であれば、管理会社へ委託することも選択のひとつでしょう。
動画のアップロード
ユーチューバーという言葉をよく耳にするようになったと思いますが、YouTubeへ動画をアップし権利収入を得るという方法もあります。
最近では、子供たちの将来の夢を聞くと「ユーチューバー!」なんて答えることも珍しくありません。ですが、安定した収入を得ることは簡単ではありません。
YouTube動画を閲覧していると、よく広告を目にすると思います。それらは動画内に差し込まれた広告の再生回数に応じて収益が発生します。一回の再生で 0.05 円~0.1 円程度の収益ですが、動画再生回数が 100 万回にもなると、収益も5~10 万円位になるのです。
また、広告にもいくつか種類があり、オーバーレイ広告やディスプレイ広告、インストリーム広告、トゥルービュー広告等さまざまです。
また YouTube 事務所に所属し企業案件を受注することで、安定した収入を得る方法もあります。
ですが、そういったユーチューバー人口が増えてきているのも事実で、動画の数も年々増え続けている中、安定した収入を得ることは容易くないということを踏まえなければなりません。念密なリサーチも必要となり、投稿する動画によっては得意不得意も出てくるため、不安な場合はグループを組んで制作、投稿するのも選択の一つでしょう。
セールスライティング
商材や広告等、掲載する際必要な文章を書く仕事をセールスライティングと言います。
一件ずつの単価での仕事が多いですが、商品の売り上げに応じて収入金額を決めるものもあり、そういった案件を受注することができれば、長く安定した権利収入を得ることも可能でしょう。
ライティングのスキルが必要となり、人々の購買意欲を掻き立てるような文章能力ともなるととても高度なため、参入してゆくことは容易ではないでしょう。
ですが、そういった中仕事を受注できるようになれば、毎月安定した収入を得ることができるようになるため、副業としてではなく本業として稼いでいくことも可能となるので、とても魅力的です。
Kindle出版
Kindle出版をツールとして印税を獲得することで、権利収入を得ることができるようになります。
現在では、Kindle出版をサポートするツールが数多く出ており、文章があれば、出版は比較的簡単にできるものになります。
しかし、ただ本を出版すれば、権利収入を誰でも得ることができる・・・というわけではありません。
Kindle出版をツールとして印税を稼ぐには、
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様々な権利収入のある中、それぞれに知識やスキルが必要なため、収入として得られるまでに時間を要する場合もあり、長期的な視野でみる必要があります。
どの分野の権利収入においても言えることは、必ず結果を急ぐのではなく、少しずつ着実に進めてゆくことが、権利収入を得る道への近道と言えるでしょう。