グラフィックデザインに適したツールといえば、PhotoshopやIllustratorが有名ですが、プロも愛用している専門的なツールのため、初心者には使いにくいしなれるまでに時間がかかってしまいます。
電子書籍の表紙デザインを簡単に、初心者でも作りたいと思ったときにおすすめなのが「Canva」です。
無料で登録することができ、作成も無料でできるため、気軽に始めることができます。
また、各ツールがわかりやすく表示しているので、初心者でもどれから始めていけばいいのか手順が明確で、簡単にデザインを作成することができるんです。
ここでは、Canvaの使用方法について、詳しくご紹介していきます。
Canvaを利用したいと思っている人は、ぜひこれを読みながら電子書籍の表紙デザイン作成を進めてみてください。
Canvaへ登録する
まずは無料登録の方法をご紹介します。
ネットの検索画面から「Canva」と打ち込んで検索すると、Canvaのページにアクセスできます。
最初にCanvaの利用目的を聞かれるので、一番下の「個人」を選択します。
そのあと登録方法が出てくるので「メールアドレスで登録」を選択しましょう。
入力フォームでは氏名、メールアドレス、パスワードを入力します。
氏名は本名でなくても構いません。メールアドレスもフリーアドレスを登録しても大丈夫です。
入力後、登録を押下すれば登録は完了です。
登録したアドレスに、Canvaから登録確認メールが届いているのでアカウントを確定しておきましょう。
職業は何ですか?の項目は「上記のいずれも該当しません」を選択し、
そのあと私が作成したいのは・・・の項目は最下部の「迷っているならCanvaで遊んでみましょう」を選択します。
ここまで進めると、デザインを作成できる画面にたどり着くことができます。
ここまで進めておいた方が、次からすぐにデザイン作成にとりかかれるので、この作業までは登録の段階で済ませておきましょう。
電子書籍の表紙デザインを作る
Canvaの登録が済んだら、いよいよ電子書籍の表紙デザインを作成していきます。
ブログと電子書籍の中に、「本の表紙」という画面がありますので、それを選択します。
次に表紙用のレイアウトが表示されますので、そこから自分が気に入ったデザインを選びます。
デザインを選ぶ時には、右下に「無料」と書いてあるものを選択しないと、課金されるので注意しましょう。
ここでは、無料テンプレートの「SPACES OF INNOVATION」を使って作成するので該当の表紙テンプレートを選択します。
「SPACES OF INNOVATION」の部分に表題を入力するので、該当箇所をクリックし、文字を入力していきます。
文字サイズやフォント、色などは上記に表示されるツールバーで変更ができるので、自分が希望するものに変えていきましょう。
背景にある写真や画像も変更することができます。
自分が挿入したい画像をアップロードして、表紙に表示させます。
表紙の一番上に画像が来るので、それを背面に調整していきます。
パソコンの画像は、何個もの画像の重なりで表示されています。
wordで画像を挿入したことがある人はわかるかもしれませんが、画像が何層も重なることで一つのデザインを作り上げているのです。
なので、最前面に表示された写真を背面に持ってくるために、何度か背面に移動させる作業をしていきましょう。
最背面に移動ができれば、最初に作った表題もきちんと表示されているはずです。
表紙が納得いくかたちになれば、ダウンロードを押下して表紙は完成です。
ダウンロードの際は、「JPG」もしくは「PNG」で保存したほうが、見た目がきれいに仕上がります。
始めは難しく感じるかもしれませんが、2,3回繰り返していくうちに使用方法にも慣れ、オリジナルの表紙を作ることができるでしょう。
電子書籍の表紙デザインはCanvaで十分
Canvaの使い方をご紹介しましたが、これを見ながら登録、作成していけば簡単に電子書籍の表紙が作れると思います。
表紙にもいくつかのテンプレートがあるので、電子書籍のテーマに合わせて変えていってもいいでしょうし、表紙デザインで売れ行きがいまいちであれば、別のテンプレートを使用して表紙を作り直してもいいでしょう。
PhotoshopやIllustratorといった、デザインを専門的に作るツールもありますが、電子書籍の表紙程度であればそこまで有料ツールを使わなくてもCanvaの無料ツールだけでも十分いけます。
無料のテンプレートもたくさんあるので、そこから文字や画像のみを入れ替えることで、魅力的な表紙デザインが作れてしまいます。
Canvaはスマホでも利用することができるので、アイキャッチ画像をスマホで作ることも可能となり、作業の幅が広がるのも魅力的です。
電子書籍の表紙を自分で作成するなら、まずはCanvaを使いこなしてオリジナル表紙デザインを完成させていきましょう。
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