治験バイトは稼げるってほんと?どんなリスクがあるのか知りたい!

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治験のアルバイトってご存知ですか?

「結構稼げる」「いい収入になる」とよく言われていますが、果たしてどのくらい稼げるのでしょうか?また、健康に害はないのでしょうか?

治験について、気になることに答えます!

「治験」とは

人が病気になれば、病院で薬を処方されますよね。その薬は始めからあるものではありません。病気に対して本当に効果があるのか、研究、開発、効果を確かめてから薬として一般的に出回ります。

治験は、開発された薬の効果や安全性を確かめるために行われるものです。

治験を通して効果があった、安全性が認められた薬が医薬品として処方されるようになります。

治験の報酬とは

治験は時給のいいアルバイトといわれていますが、実際どのくらいもらえるのでしょうか?

治験バイトの給料は日給で、1日に1万~2万円になります。

拘束時間にもよりますが、時給にするとかなりいいですよね。

また、入院による治験の場合はさらに報酬は高くなりますし、事情があって途中で退席しても治験に参加した分の報酬はもらうことができます。

交通費については、支給されるかされないかは募集している案件によるのでしっかり確認しておきましょう。

また報酬について、基本的には治験の終了時に手渡しで現金を受け取るか後日銀行振り込みになることもあります。

ただ、入院を含む治験の場合は基本銀行振り込みなのですが、振り込みが実行されるまでに1~2ヵ月かかることがあります。

治験ボランティアは報酬がないの?

治験アルバイトの募集を見るとわかるのですが、「治験アルバイト」としての募集はしていません。それは、アルバイトとして治験の募集ができないからです。

なので、治験アルバイトの募集の際は「治験のボランティア」として募集しています。

だからといって無償というわけではありません。あくまでも有償ボランティアということで報酬は発生しますので安心してください。

名目はボランティアですが、有償で「負担軽減費」という形で振り込まれます。

治験バイトの報酬は、各製薬会社によるものではなく、治験を実施する医療機関が決めているのでどの治験バイトでもあまり差は生じないでしょう。

治験の流れ

治験をしたいと思ったら、治験バイトの応募サイトがありますので、治験バイトの応募サイトからインターネットで必要事項を入力し、応募します。

募集している治験バイトの説明会が開催されているので、予約を入れて参加しましょう。

応募した治験バイトの説明会に参加し、すべて了承したうえで健康診断を受けます。健康診断で異常がなければ合格ということで治験に参加することができます。

治験の応募する際、性別や年齢など募集基準が明記されていますので、応募しようとする治験バイトの審査基準がきちんとクリアしているかは確認しておきましょう。

どんな治験バイトの応募があるの?

治験バイトにはいくつか種類があります。

①通院・・・数時間拘束されて検査モニター

②入院・・・薬の効果を長期的に確認するために数日~1ヵ月ほど入院しての経過観察

③アンケート・・・自宅に届くサプリメントや健康食品などを服用し、アンケートに答える

特に、入院が絡む案件になると、長期間拘束されますので、自分の生活スタイルに合わせて治験の種類は選んだほうがいいでしょう。

入院の治験バイトの実際

通院だと、決められた時間拘束されることになりますが、比較的時間に余裕もあります。

入院の治験バイトの場合、治験中は病院内から出ることができず、他の治験者と一緒に同じ時間を過ごすことになります。毎日決まった時間に起床して決まった時間に食事、決まった時間に就寝と規則正しい生活を送ることになります。

入院が絡む治験バイトは報酬が通院よりも高く設定されていることが多いですが、その分拘束時間も長く食事制限や時間の制約もあり、人によっては窮屈に感じるかもしれません。

治験のバイトは、拘束される時間も決まっていたり、拘束時間が長くなる場合もあるので、比較的時間に余裕のある人は治験バイトに向いているといえます。

また、健康診断で何も異常がない健康な人という条件も必須です。

治験バイトは誰でもできる?

治験ボランティアを募集している案件には、必ず条件が明記されています。

通常のアルバイトや仕事の募集は年齢制限などありませんが、治験はその年齢の人に合わせた新薬の開発だったりするので、治験にも年齢や性別、身長体重など細かい基準があることもあります。

治験ボランティアの対象年齢は20歳以上~35歳未満であることが多いです。

案件によっては特殊なものもあり、60歳以上という基準を設けているものもあります。

治験バイトは頻繁にできない

高収入だからといって、治験バイトは連続して行うことができません。

1つの治験が修了したら、次の治験に応募するまでに3~4か月ほど期間を設ける必要があります。

治験バイトの募集条件にも他の治験に参加した経験があるか、参加してからどのくらい期間が経っているかを質問されることもあるので、嘘はつかず、正直に答えるようにしましょう。

健康であることが条件

治験をするにあたって、厚生労働省が定めている医薬品の臨床試験実施基準(GCP)に基づいて治験は実施されます。

基準をクリアしなければ、そもそも治験バイトはできないということですね。

普段からタバコを吸っている人やお酒を大量に飲む人などは、治験に参加できない可能性があります。

また、毎年の健康診断で何かしら引っかかる人も対象からはず枯れるかのせいがあるので注意が必要です。

治験中も禁酒・禁煙はもちろん、規則正しい生活を強要されますので、心構えをしておきましょう。

無料で健康診断が受けられる

治験バイトに参加するために、事前に健康診断を受けなければなりません。

会社勤めの人は、職場で毎年健康診断を受けなければなりませんが、無職や学生の人は毎年受ける機会ってなかなかないですよね。

治験バイトで無料の健康診断が受けられるのは、治験バイトのメリットになります。

また、入院が伴うと13回食事が付きますし、その食事も栄養バランスが整えられたものです。

健康診断に食事付き、そして報酬が高いとなるとメリットはかなりあると思います。

副作用は大丈夫なの?

トラブル

健康とはいえ、何も治療することがない体に薬を使っても大丈夫なの?って疑問に思いますよね。

治験とは言っても、安全性は確認の上なので、副作用はほとんどありません。

ただ、絶対にないということではなく、副作用が出ることもあります。

一般に処方される薬でも副作用について、きちんと明記されていると思いますが、ある程度の副作用は人によっては症状が出ることを認識しておきましょう。

ただ、副作用で問題になるレベルになるとすぐに治験は終了し、症状についても責任をもって対処してくれるので安心してください。

もし、治験によって必要になった入院や治療については保証されていますので、費用面では問題ないです。また、万が一治験によって働けない日が出てきても、休業補償もされています。

治験に参加する段階で、ある程度の副作用については説明がありますのでしっかり聞いて理解しておきましょう。

治験による死亡事例

新薬の開発は、開発されて、実験や研究を重ねて実用化していきます。動物への投与を行い、安全を確認したうえで、一般的に処方できるようにするために最終的な審査として治験で使用します。

なので、投薬による命の危険はかなり少ないといえます。

ただ、治験バイトに参加する際に他の薬を服用しているとその薬と反応して重篤な状態に陥ることもあります。

治験前に健康診断を始め、いろんな質問に回答しないといけないのも、いろんなリスクを回避するためです。

いろんな配慮をしてはいますが、実際死亡事例は発生しています。

治験での死亡例

①抗がん薬・・・2005年、治験に参加した71歳の男性が「マツズマブ」という抗がん薬の投与によって死亡。治験対象者はがん患者だったこともあり、体力が弱っている中での副作用がきつい抗がん薬だったこともあり、効果が出ないまま亡くなりました。

②鎮痛剤・・・2016年、鎮痛剤の治験に参加した6人のうち、死亡者1名、脳障害3名を出す事故が起こりました。治験の最初の段階でのことです。

治験には段階があり、最初に参加するほど治験の副作用によるリスクは大きいといえますが、死亡事例として挙げられるのも数例くらいなので、治験の副作用による重篤なリスクは極めて低いといえるでしょう。

万が一、治験の副作用により長期入院や治療が必要になったり心身に障害が残るようなことがあれば、「医薬品副作用被害救済制度」で保障されているので安心して大丈夫です。

モニターという手もある

治験バイトだと実際病院で処方するような薬を試すことになります。

限りなく少ない副作用ですが、それでも気になる人がいるでしょう。また、治験に伴う入院の規制に耐えられないという人もいるでしょう。

そんな人には、サプリメントや健康食品のモニターバイトがおすすめです。

サプリメントや健康食品ではそもそもの副作用も、医薬品に比べると少ないですし、気軽に参加することができます。

治験バイトに比べると安いですが、きちんと謝礼としてお金ももらえます。

治験バイトってどうやって見つけるの?

治験バイトをしたいと思っても、普通のバイト情報誌で治験のバイトって見たことありませんよね?

治験バイトは治験専門の募集サイトがあります。

どのようなサイトがあるのかご紹介していきますね。

一番のおすすめ「ニューイング」

15年以上の実績を誇る治験ボランティア募集サイトです。

入院や長期通院などの案件が多く、会員登録をしてからじゃないと案件の詳細が見られないようになっています。

長期案件の他にも、通院や健康食品モニターも幅広く取り扱っているので、自分のライフスタイルに合わせた案件に応募することができるでしょう。

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皮膚系案件の多い「医学のボランティア会(JCVN)」

10年以上の実績を持ち、幅広い案件を持っています。

入院案件も通院案件もあり、特に皮膚トラブルについての治験が多いので、アトピーや吹き出物などに悩む人は、治験に参加することで皮膚トラブルが解消できる可能性があります。

今まで皮膚科に通ったけれど、なかなか症状が回復しないで困っている人は、リスクはあるけれど、新薬開発のために皮膚系の治験に参加するのもおすすめです。

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トクホの食品に強い「エル・スマイルボランティア会」

エル・スマイルボランティア会は、治験とはいっても、「特定保健用食品(トクホ)」や「機能性食品表示」などの食品についてのモニターを行っています。

こちらは、医薬品ではなく健康食品のモニターなので比較的安全性が高く参加しやすい案件が揃っています。

また、通院の案件がほとんどなので、家を空けられない主婦や仕事をしている人でも応募しやすいですよね。

モニターとはいっても、健康診断はできるので専業主婦にはおすすめの案件です。

 

健康に不安があっても大丈夫な「インクロム」

通常、治験バイトは「健康な人」が前提となっていますが、インクロムでは40代以上の疾患を持っている人が対象になります。

なんといっても、人間ドックが無料で受けられるという嬉しい特典つきです。

 

大都市在住者向け「新薬ネット(V-NET)」

関東や関西在住の人専用になりますが、6万人以上の登録者がいる治験サイトです。

20歳~40歳の案件が多く、会員登録をしなくても案件を閲覧できるので、どんなものがあるのか覗くにはちょうどいいですね。

新薬ネットはメルマガも配信しているので、会員数も多いです。

大企業が運営「治験ジャパン」

2010年設立されたFeileB(フェルビー)という大企業が運営しているのが治験ジャパンのサイトです。

最近では、治験ジャパンはアルバイトの求人サイトで募集をしていることがあります。大企業という安心感はありますが、評価や口コミがないので、安全かどうかというところは定かではありません。

他にも宇宙航空研究開発機構が委託しているJAXAという治験ボランティアサイトもあります。

意外といろいろある治験募集サイトですが、初めて治験に参加する人や、評判が気になるという人は「ニューイング」か「JCVN」で治験バイトを探すのがおすすめです。

 

女性向け治験バイト案件が少ないって本当?

女性は、女性特有の生理や妊娠などでホルモンバランスの乱れが起こりやすく、治験のデータが採りにくいことから治験バイトの対象外になることがあります。

妊娠していてはもちろん、治験に参加することはできません。

事前に妊娠の可能性がないかもきちんとチェックされます。

女性でも、高齢になると治験の対象として大丈夫だという案件が出てきます。

比較的安全が確認されている治験バイトとはいえ、将来妊娠・出産を希望している女性は治験バイトに参加することはあまり好ましくないかもしれません。

女性にもおすすめの美容案件

治験バイトの中には、美容関係のモニターやサプリメントもあります。

美容関係のモニターなら、通院も数回で済みますし、美容の施術が無料でできる上に報酬ももらえるということで女性に人気の案件となっています。

女性に多い疾患向けの治験

うつ病や不眠症など女性にも多い症状について、自覚症状がある人に向けての治験バイトもあります。

病院に通ってるけど症状が改善しない人、病院に行くほどはないけど症状を軽くしたい人には、このような治験バイトはおすすめです。

こちらも人気の案件となっていますので、見逃さなうよう早めの登録をおすすめします。

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