メルマガで情報配信したいけど、何からやればいいの?
今回はそんなメルマガ初心者が、初めてメルマガを配信する前の準備から、実際に配信するまでの方法を紹介します。
メルマガ配信を始める前に準備すべき事
メルマガのコンテンツが決まり、いざ配信という前にいくつか注意するポイントがあります。
メルマガの目的は?
メルマガを配信する目的は「販売の促進」「読者の教育」「リピーター・ファンの獲得」の大きく3種類に分かれると言われています。
この「目的」を最初に明確にする事が、ビジネスの効果を高めると言われています。
メルマガのタイトルは重要
メルマガのタイトルはメルマガの「コンテンツ」と「ターゲット」がはっきりわかるようにしましょう。
コンテンツが「ネットビジネス」の場合、同じネットビジネスでも「ネットショップ」「アフィリエイト」「クラウドソーシング」「オークション」「投資」等、様々な種類があります。
さらに「ネットビジネスを本業にしてしっかり稼ぎたい」人や、「あいている日の1~2時間で副業的に稼ぎたい」等、さらに細かく分かれていきます。
「インターネットで収入を得る」という漠然としたテーマで登録者を集めても、最初の配信で「思っていたのと内容が違う」と言う事になり、即メルマガを解除されてしまう可能性があります。
例えばメルマガのタイトルを「サラリーマンの副業:一日2時間でできる、オークションの稼ぎ方」等、明確なものにし、ターゲットをしっかりと絞り込みましょう。
メルマガの配信開始
配信準備が整ったら、いよいよ配信開始です。まずはメルマガ配信スタンドとの契約です。
配信スタンドを選ぶには
メルマガの配信スタンドにもさまざまなものがあり、最初は迷う方が多いでしょう。何を基準に選ぶのがベストか、以下で説明します。
メルマガの配信数と予算
メルマガスタンドには無料と有料なものがあります。ビジネスで利用を考えているなら、制約が多い無料スタンドより、有料スタンドがおすすめです。
メルマガを配信する前に、おおよそ月に何通位メルマガを配信するのか、メルマガの利用料金にいくら費用をかける事ができるのかを想定し、その範囲内で選びましょう。
通常は配信数がアップすると、料金もあがっていきます。
メルマガの配信スタンドを選ぶ前に、押さえておきたいポイントがあります。
到達率が高いか
メルマガの到達率は、配信したメールが、読者のメールボックスにどの位届いているかを表す数値を指します。この数値が高いほど到達率も高くなります。
どんなにメルマガの内容が優れていても、読者が読んでくれなければムダになってしまいます。
ステップメールが利用可能
ビジネスを行う上で、必要になってくるのがステップメールです。ステップメールとは、あらかじめ用意した「シナリオ」を、何回かに分けて自動で読者に配信できるメールサービスです。
多くの有料メルマガスタンドで用意されている機能ではありますが、ビジネスを加速させる上で必須となる事がありますので、確認しておきましょう。
効果測定が可能
先述したメルマガの到達率、開封率、クリック率などを知らせてくれるのが効果測定機能です。
この機能がないと、メルマガが無事に読者へ届いているのかや、開封されたとして、記載したリンクを読者がクリックしてくれているのかが確認できません。
おすすめのメルマガ配信スタンド
多くのメルマガ配信スタンドから、今まで使ってきて(今も現役で使っている)
特にビジネス向けの4スタンドを紹介します。
アスメル
アスメルは、日本発の「固定料金、使いたい放題」の配信スタンドです。
月額月額「3,333円」、初期費用が16500円と、初期費用が高めではありますが、長期利用を考えればおすすめです。
お名前.com メールマーケティング
お名前.com メールマーケティングは、全てのプランで初期費用無料、月額も790円から、メール配信数の上限が全プラン無制限と初心者にも利用しやすくなっています。
MyASP
MyASPは、法人向けプランの「マッハ」以外は、初期費用無料、月額が3300円から、全プラン登録上限数、配信上限数無料とリーズナブルに利用できます。
メール配信の使い勝手と便利さは数多くメルマガスタンドの中で圧倒的で、私も当初は初期費用のみでできるCyfonsを利用していましたが、配信パターン(シナリオパターン)のバリエーション等でMyASPに変更しました。
メールを配信するだけであれば、Cyfonsの機能だけでも十分かと思います。
さらにMyASPを採用した理由としては、アフィリエイトセンターを作ることができることです。
LINEASPなどもあるのですが、メルマガ配信等の費用を総合するとMyASPが費用的に安く利用できたので今ではこちらを使用しています。
Cyfons
Cyfonsは、メルマガ配信+オンラインサロン制作がすべてカバーされています。
メルマガ配信で申込みがあったユーザーをオンラインサロンで完全に囲いむことができます。
私も過去当初使用していたシステムで、サーバー設置型になり、メール配信の月額費用が掛からないのが大きなメリットになります。今はメルマガのみで将来的にはサイト運営をして稼いでいきたい人には申し分のないシステムです。
金額も導入費用のみで、追加費用も掛からず、かつ性能の割にリーズナブルなのが特徴です。
上記から配信スタンドを一つ選ぶなら、ビジネスで利用している方にも好評で人気の高いCyfonsがオススメです。機能が充実しており、メールの到達率も良好です。
他にもたくさんのメール配信スタンドがありますので、じっくり比較検討して下さい。
読者を集め、配信スタート!
メルマガスタンドが決まったら、いよいよ配信スタートです。その前にやらなければいけないのが「読者集め」です。
通常、配信スタンドで用意している「メルマガ登録ツール」がありますので、ブログやSNSに登録用のリンクを設置できます。
なるべく多くの読者を集めるためには、ブログなら目立つところに登録用のリンクを設置し、「こんな内容のメルマガを配信している」と一目でわかるようにしておきましょう。
また、メルマガを受信する事が、読者に対しどんなメリットがあるのか、しっかり伝えましょう。
メルマガを配信する最適な頻度は?
メルマガを配信する場合、配信スタンドで「毎日、毎月、毎週、随時」等、配信の頻度をあらかじめ設定し、そのスケジュールで配信していきます。
どれがいいかというはっきりとした基準はありませんが、読者によって受け取り方に違いがあります。
コンテンツの内容に興味を持ち、軽い気持ちで登録してみた読者なら、毎日配信されても「うっとおしい」と思うかもしれませんし、逆に常に新しい情報が欲しい読者なら、週2~3回では「物足りない」と感じるかもしれません。
また、送り手側がどの位の頻度で「新しいコンテンツ」を用意できるかも影響してきます。
いくら毎日メルマガを配信したくても、配信できるものがなければ、無理なのです。
初心者の内は、とりあえず「週何回」と決めて、そのスケジュールに合わせてコンテンツを用意するよう心がけましょう。
読者の反応を見ながら、無理のないスケジュールを立て、まずは継続する事が大事です。
最後に
今回は初めてメルマガを配信する方向けに、メルマガを配信するための準備と、実際にメルマガを配信する方法について解説しました。
準備する事が多く、大変だなと感じたかもしれませんが、メルマガ配信スタンドを決めて、最初に設定をしてしまえば、思ったよりもすんなりスタートできるのではないでしょうか。
これからメルマガ配信を始めたいと思っている方は、是非この記事を参考によいスタートを切って下さい。