メルマガで重要な3つの効果測定と改善方法を解説

メルマガ配信者にとって、読者にメールがどの位読まれ、商品・サービスの資料請求や商品の購買にその役割を果たしているかは重要なポイントです。

定期的なメルマガの「効果」を測定する事は、安定したメルマガの配信と、ビジネスの成果の向上に不可欠です。

今回はメルマガでは重要な効果測定について解説します。

メルマガに必須の3種類の効果測定

メール

メルマガでは、少なくとも「開封率」「クリック率」「コンバージョン率」の3種類の効果測定が必要と言われています。

以下で順に説明します。

メルマガの開封率

メルマガの開封率とは、メールを受信した際に、開封した割合です。メルマガの平均開封率は、一斉配信した場合、約20%を下回る程度と言われています。

メルマガのクリック率

メルマガのクリック率は、メルマガの本文に記載した商品リンク等を、読者がクリックした割合です。クリック率は開封率の平均10%程度と言われています。

メルマガのコンバージョン率

メルマガのコンバージョン率とは、メルマガで送信した内容、具体的には「資料請求」や「商品の購買」といった目的が達成された割合です。成約率とも言い換えられます。

コンバージョン率は、クリック率の10分の1位と言われています。

メルマガの効果測定結果を改善するには

メール

3種類の効果測定の結果が思わしくない場合、それを解決する対策が必要です。

メルマガの開封率を改善

いくら内容が素晴らしいメルマガでも、受信者が読んでくれない事には始まりません。

読者の興味を引く件名をつける

読者がメールを受信して、初めて目にするのは件名(タイトル)です。

開封率が低い場合、読者の興味、関心を分析し、より読者の興味を引きやすい件名を付けましょう。

メルマガのクリック率を改善

メルマガの「成果」に直結するのが「クリック率」です。開封率が高くても、クリック率があがらない場合、当然成約率も下がってしまいます。

メルマガの本文の文章をわかりやすくまとめる

メルマガの文章が長すぎたり、内容がわかりづらい場合、メルマガに掲載されたリンクにたどりつく前に、読者はメールを読むのを中断してしまう傾向があります。

マルマガの内容は、要点を簡潔にまとめ、読者をがリンクにたどり着くように、しっかり誘導しましょう。

クリックしやすい流れを作る

クリックして欲しいリンクの前後の文章に一貫性がないと、読者をリンクへ誘導する事が難しくなります。

読者をひきつける文章の中に「詳細はこちら」等で、リンク先へ読者を誘導するような自然な文章の流れを作りましょう。

画像を利用し、クリック箇所を目立たせる

テキストよりも、画像や写真を含んだHTMLメールはより読者のクリック率が上がると言われています。

またリンクボタンやバナーをメルマガ内に設置する等、読者がクリックしやすくなるよう工夫しましょう。

メルマガの成約率を改善

メルマガの開封率、クリック率が悪くないのに、なぜかコンバージョン率があがっていかないという場合、メルマガからLP(ランディングページ)等の構成に問題があるケースがあります。

メルマガから成約に至る理想的な情報量

至るところに情報が溢れている現代では、最初に見る情報量をより小さくし、最後に商品詳細を伝えるのが鉄則と言われています。

メルマガで商品を購入してもらうのが目的の場合を例に取ると

メルマガ<LP(ランディングページ)<商品購入ページ

上記のような、だんだんと情報量が増えていく不等式が理想です。

つまり、メルマガで過度な商品紹介があり、リンク先のLPでの情報量が少ない場合、見込み客に「期待はずれ」な印象を持たれてしまう可能性があるという事です。

そうなると、LPにたどりついても、そこで離脱する読者も増えるでしょう。

そのため、メルマガの内容はあくまで簡潔にし、先が気になってクリック→さらに気になってクリックと、商品購入までしっかり読者を誘導するように、情報量を調整する事が重要です。

最後に

今回はメルマガでは必須の「効果測定」について解説しました。

メルマガ配信が「ルーティン化」して、気にしていないと言う方は、この記事を契機に、是非見直してみて下さい。