FBAを使ってAmazon販売を効率化!気になる手数料とは?

Amazon

世界でも有名なネットショッピング業界であるAmazon。個人出品ができることでも有名ですが、Amazonでは、個人出品者にも嬉しいFBAという機能があります。

FBAとは、Amazon独自がやっているシステムで、商品の保管から売れた商品の梱包や発送を自動でしてくれるシステムです。

個人でAmazonに出品していた人でも、商品の売れ行きがよくなって多くの商品を保管するためにFBAを使用して倉庫に保管して販売したいと思うことでしょう。

とても便利なFBAのシステムですが、いったいどのくらい手数料がかかるのか気になりますよね?

その手数料についてご説明していきます。

FBAの主な手数料について

配達

FBAシステムを利用するにあたって、基本的な手数料が2つあります。

配送代行手数料

FBAを利用すると、商品が売れたときにAmazon側が、FBA倉庫に預けてある商品を梱包して発送してくれます。

この、梱包から発送までを代理で行う手数料が発送代行手数料です。

発送代行手数料は、小型・標準サイズ大型サイズ特大型サイズ小型・軽量商品4つのサイズに分かれており、それぞれ細かく分類されていて料金が変わってきます。

一番安い小型・軽量商品の198円から一番高い特大型の260cm未満50kg未満で6250円とかなり幅があります。

それぞれの料金については、FBA料金シミュレーターで確認することがきます

在庫保管手数料

FBAを利用すると、Amazonが所有するFBA倉庫に商品を保管することになります。

商品をFBA倉庫に保管する倉庫使用代が在庫保管手数料になります。

在庫保管手数料は、商品の大きさや量で倉庫を占める体積を元に計算されるので、商品が占める面積が大きいほど手数料が高くなります。

大きさは小型・標準サイズ大型・特大型サイズで異なり、1月から9月と10月から12月で保管料が変わってきます。

シーズン的に冬の方が保管料も高くなっています。

その他の細かい手数料について

基本的にAmazonでのFBA利用には、配送代行手数料と在庫保管手数料の2つの手数料がかかります。

しかし、商品を販売している以上、予期せぬ事態が起こることも考えられます。

例えば、発送した商品に不具合があった場合や何らかの理由で受け取れなかった場合など、トラブルにもFBAを使用しているとすべて請け負ってくれます。

その代わり、それぞれの対応にも手数料がかかります。

在庫を自分のところに発送してもらう

販売している商品の在庫はFBA倉庫で保管されているのですが、途中で販売を中止したり事情があって販売できなくなった場合、FBA倉庫に保管していても売れないので商品を自分の手元に引き上げなければなりません

その時の手数料も別に発生します。

引き上げ手数料として、商品の大きさで小型・標準サイズ大型・特大型サイズの重さで手数料が変わってきます。

在庫をFBA倉庫で処分してもらう

発送した商品に破損が見つかって返送された場合や、倉庫に保管されている状態で不具合見つかり販売できない物などは、FBA倉庫に保管していても販売できず、保管料だけかかってしまうので処分をなければなりません。

破損品を処分するのもAmazon倉庫のスタッフが代理でやってくれるのですが、これにも別に手数料が発生します。

商品の破棄手数料としては、在庫を自分の手元に引き上げる手数料と同じく、商品の大きさ別に重さで価格が変わってきます。

商品が返品された時の手数料

購入された商品をFBA倉庫で梱包~発送してくれるのですが、購入者が返品申し出た時にもAmazon側が対応してくれます。

Amazonで販売している服&ファッショ小物とシューズ&バッグのカテゴリーについては、返品にかかる送料を無料にしています。購入者が返品するときの送料は無料ですが、出品者がそれを手数料として負担することになります。

Amazonが返品送料を無料にしているカテゴリーだけでなく、購入者都合ではない理由(破損、商品の不具合、注文と別のものが届いたなど)の場合も購入者は返送料を払わなくてもいいので、出品者が手数料として支払うことになります。

商品が返品された時の手数料は、配送代行手数料と同額です。

なので、購入された商品が返送されるときは配送代行手数料が二重にかかることになります。

また、商品の返品理由が商品の破損や動作不具合だった場合には、もうその商品は販売できないのでFBA倉庫で破棄してもらわないといけません。

なので、配送代行手数料が二重にかかるだけでなく、破棄手数料もかかります。

FBA倉庫に365日以上眠っている商品に注意!

Amazonでは、毎月15日にFBA倉庫の在庫チェックが行われます。

在庫チェック時に365日以上保管されている商品について、別途長期在庫保管手数料というものがかかります。

商品の保管や発送を担ってくれるFBAシステムですが、自分が預けている在庫がいつから預けているのか、長期在庫に引っかからないかは自分で常にチェックしておきましょう。

あまり売れ行きがよくない商品で、FBA倉庫保管が365日を超えそうな商品は、早めに売り切る努力をするか、販売を中止して365日経つ前に引き上げてしまうのが賢い選択です。

FBA倉庫へ商品を送るときの不備について

販売する商品はFBA倉庫にすべて送りますが、納品するときのルールがあり、そのルールを守らないと返送されてしまいます。

しかし、納品のルールを守れていない商品でも受け取ってもらえる場合があります。

受け取ってもらえる代わりに、納品不備受領作業手数料といって、Amazon側の代行作業代として手数料が発生します。

納品不備受領作業手数料は、ラベルの不備を始め、商品に必要な梱包がされていない場合にもかかり、それぞれの不備の種類で価格が変わってきます。

FBA倉庫へ送るのは自分なので、不備がないかしっかりと確かめておきましょう。

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