在宅で自分のペースで仕事がしたい人や、子育てで忙しくてなかなか外で仕事ができない主婦に人気が高いクラウドソーシングサービス。
さまざまなサイトの中でも、特に人気が高いクラウドソーシングサイトが「クラウドワークス」と「ランサーズ」です。
副業を始めようとネット検索すれば必ず上位に出てくる大手企業ですが、双方に違いはあるのでしょうか？やっぱり働くなら多く稼ぎたいですよね。
今回は、クラウドワークスとランサーズはどっちが稼ぎやすいのか、手数料の引かれ方や求人数にも着目し比較してみました！
国内最大級の2本柱「クラウドワークス」と「ランサーズ」
国内最大級を誇る巨大柱2本のクラウドソーシングサイトといえば、クラウドワークスとランサーズ。どこかで耳にした人も多いのではないでしょうか。
どちらもスキマ時間を利用してPCやスマホ１つで手軽に仕事ができることから、子育てで日々を追われているママさんの強い味方であり、学生さんのちょっとしたお小遣い稼ぎ、体力に自信のない退職者の方と、様々な人に利用されています。
それでは、一見似ているようにみえる２社について詳しく見ていましょう！
会員数、案件数共に日本最大規模のクラウドワークス
クラウドワークスは、安心クオリティーでどこよりも早くリーズナブルで幅広い仕事に対応!と謳っているクラウドソーシングサイトですが、その実力はどのようなものなのか詳しくみていきましょう。
クラウドワークスの仕事の受注方法としては、1対1で発注者と受注者が連絡を取り合いながら仕事をする【プロジェクト形式】やロゴ制作など、複数の募集者の中から採用された場合に報酬がもらえる【コンペ形式】、応募や交渉をすることなく、アンケートやデータ入力などを複数人が行い、発注者がそれを承認することで、報酬がもらえる【タスク形式】などがあります。
利用頻度が高いのは、1対1で発注者と受注者がやり取りを行うプロジェクト形式ですね。
クラウドワークスは案件数も非常に多いので、私もライターさんを探すのによく利用しています。
また、株式会社クラウドワークスは、2014年に高い成長、拡大が期待され成長可能性を秘めた企業と認められ、東証マザーズに上場した安心感の強い企業でもあります。
やりたいことが見つかる案件数200万越えの「ランサーズ」
ランサーズは、2008年にサービスを開始した国内初のクラウドソーシングサイトです。
常時210万件以上もの案件が掲載されており、職種も充実しているので、あなたのやりたい仕事がすぐに見つかるのではないでしょうか。
ランサーズの仕事の受注方法としても、クラウドワークスと似ていますが、受注者側が内容・金額・納期を提案して、気に入った方の提案を選んで仕事をする【プロジェクト式】やロゴ制作など、複数の募集者の中から採用された場合に報酬がもらえる【コンペ形式】、応募や交渉をすることなく、アンケートやデータ入力などを複数人が行い、発注者がそれえを承認することで、報酬がもらえる【タスク形式】があります。
クラウドワークスとの違いとすれば、それらとは別に受注者側が提示した案件に応募、面談の後に仕事をする【求人募集形式】があるということです。
ランサーズのプロジェクト形式は、受注者に仕事内容を提案して、打ち合わせをしながら進めていくお仕事です。
仕事の受注方法として、ランサーズの【求人募集形式】とクラウドワークスの【プロジェクト形式】が同じような形式の為、両方使いたいという方は、初めのうちは混乱するかもしれません。
また、創立から歴史が長い分、ランサーズ株式会社はフリーランス向けのクラウドソーシングサービスとしても満足度が高いです。
手数料は同等！
クラウドワークスとランサーズの登録や受注は無料で行うことがですきます。
しかし、報酬を受け取るときに、システムを仲介していることにより発生するシステム利用料を払わなければいけません。
システム利用料はクラウドワークスとランサーズ共に同じ金額になり契約金額をベースとして、10万円以下の場合は契約金額の20％、10万円超えて20万円以下は契約金額の10％、そして20万円以上になる場合は契約金額の5％が必要になります。
クラウドワークスのタスク形式が以前はこのシステム利用料が無料だったのですが、2017年に一時休止されて現在も変わっていないようです。
なので、現在は2社とも差はないようです。
振込手数料を比較
クラウドワークスとランサーズは、システム利用料にプラスして振込手数料を払わなくてはいけません。
振込手数料はどこの銀行口座に振り込まれるかで金額が変わってきます。
楽天銀行は100円で、その他の銀行であれば500円です。
金額によって報酬率は変わらないので、受け取り口座を楽天にするだけで400円もお得に受け取とることができます。
楽天銀行の口座を持っていない人は、この機会に開設してもいいかもしれませんね。
求人数は多いのは圧倒的にクラウドワークス
さて、両社の求人数はいったいどれくらいあるのでしょうか。
「様々な職種で気に入った仕事が見つかる！」と宣伝していますが、実際の所どうなのでしょう。本当に始めたばかりの初心者でもできる仕事があるのか不安も多いはずです。
実は、クラウドワークスとランサーズの仕事の案件には、【非公開案件】というのが存在しています。
これは、クラウドワークスとランサーズでは差が出てきます。
具体的には、公開している案件としてクラウドワークスでは８６５４件に対して、ランサーズでは２６２２件になってきます。(現在では、変わってきている可能性があるので公式サイトをご覧ください。)
公開案件に対して非公開案件は両方とも10万件近くあるので、まずは両方の公開案件から挑戦していき、非公開案件に繋げていくのが初心者には良いと思います。
より収入を増やすにはどちらに登録するべき？
これまで、手数料と求人数に焦点をあてて2社を比較していきましたが、私が個人的におすすめしているのはクラウドワークスです！
私も当初使い勝手がわからず、クラウドワークスとランサーズの両方に登録して仕事を行っていたのですが、クラウドワークスが良い理由がこちらです。
・タスク形式の求人数が充実していて、初心者でも取り組みやすい
・契約から支払いの一連の流れがシンプル
・案件数が多いので仕事が見つけやすい
副業を始めた時に、私にもできる仕事はないかとランサーズとクラウドワークスの間を行き来しながら、両サイトをあさっていました頃がありました。
しかし、いつの間にかクラウドワークスのサイトばかり開くようになり、ランサーズはご無沙汰となっていましたね。
やはり、クラウドワークスの方が初心者にとってシステムもわかりやすく、かつ気軽に稼げるような仕事をたくさん見つけることができたからです。
さすが日本最大級の看板を掲げるだけありますね。
上級者にはランサーズが有利な場合も
初心者にとって使いやすいクラウドワークスではりますが、決してランサーズが悪いわけではありません。
初心者にとって稼ぎやすいということは、逆を言えば１つの案件に対して単価が安いともいえます。
上級者であればランサーズは高額単価の案件が探しやすいメリットもあるので、一度クラウドワークスで鍛えてからランサーズに移行するのも有りだと思います。
私は現在クラウドワークス1本で仕事を行っていますが、生活に支障をきたさない程度には稼げていますし、満足もしているのでランサーズに乗り換えるのもなーなど考えつつ今に落ち着いています。
「仕事の幅をもっと広げたい！」「高単価な案件をこなして儲けるぞ！」というガッツのある人はランサーズに挑戦してみましょう。
クラウドワークスの魅力を５つ紹介
私がクラウドワークスをイチ押しするには５つの魅力があるからです！
職種の幅広さ！
クラウドワークスには、職種が充実していて幅が広いです。
- システム開発
- ハードウェア設計・開発
- アプリ・スマートフォン開発
- デザイン
- ライティング・記事作成
- ホームページ制作・Webデザイン
- ネーミング・アイディア
- サイト運営・ビジネス
- 翻訳・通訳サービス
- ECサイト・ネットショップ構築
- 事務・ビジネスサポート・調査
- 写真・画像・動画
- 3D-CG制作
- 音楽・音質・BGM
- プロジェクト・保守運用メンバー募集
- 暮らし・社会
- カンタン作業
スキマ時間を利用してできるアンケートから、今まで積み重ねてきた技術や知識を生かしたデザイン制作やアプリ開発などの専門的な仕事まで揃っています。
画像・動画編集などに長けている人や専門的知識を持っている人であれば、高単価案件も多いので、速収入につながるでしょう。
資格など一切持っていない残念な私でも、「ライティング・記事作成」から始めていきました。
初めは収入につながりませんでしたが、コツコツと積み重ねていくうちにライターとしてスキルを身に着けて、今ではWEBライターとして生計を立てるまでになりました！
取引方法が超簡単！
クラウドワークスの取引方法ですが、仕事を応募→成立→納品→報酬と、とてもシンプルな流れになっており、初心者でもわかりやすい仕組みになっています。
クラウドワークスの取引方法を超大雑把に説明するとこんな感じ。
・仕事一覧から自分の興味のある仕事を見つける
・気に入った仕事があれば応募
・クライアントとワーカーの間で交渉が成立すれば仕事開始
・仕事が終わればクライアントに納品報告
・クライアントから報酬を受け取る
先ほどの流れは「プロジェクト形式（固定報酬制）」を例にした一連の流れです。恐らくこの形式スタイルでお仕事を進めていくことが多くなるかと思います。
他の仕事の形式スタイルも依頼方法は少し異なってきますが、大まかな流れはほぼ同じです。
そして、恐らく皆さんが一番不安に思っているであろうことは、見ず知らずの全く分からない赤の他人と上手に仕事をしていけるのかということです。
私も副業を始める前は、顔を突き合わせたオープンな状態での仕事しかしたことがなかったので、パソコン1台で仕事を始めた時はいろんな不安がありました。途中で音信不通にならないだろうか…。仕事を納品しても報酬は本当にもらえるのか…。
私はとても用心深い方なので、あれこれと考えてしまったのですが、今思えば考えるだけ無駄でしたね。クラウドワークスでは、報酬漏れの対策としてクライアントがあらかじめ報酬を仮払いするシステムがあります。
なので、きちんと仕事をすれば報酬は確実に受け取ることができます。
また、クライアントとはクラウドワークス内のメッセンジャーで連絡をやりとりするため、確実に相手にメッセージが届きます。
「一生懸命仕事をこなしたのに報酬ゼロってどうゆうこと?」みたいな事態は、私が今まで働いてきた中で一度もありませんでした！ですから安心してください！
それでもまだ気になる方は、クラウドワークスの「ご利用ガイド」や「みんなのお仕事相談所」をご覧ください！利用者のより具体的な声が掲載されています。
スキマ間を利用してタスク案件でお小遣い稼ぎ！
クラウドワークスの仕事形式の中にタスク形式というものがあります。これは、仕事を始める前にクライアントと契約を交わすことなく、作業開始ボタンを押して、好きな時間に業務を行い納品する仕事です。
「初めからクライアントとやり取りしながら仕事をするには抵抗があるな…」という人は、手始めにタスク案件から進めると、報酬までの流れもつかめて良いかもしれませんね。
タスク形式ではまず、仕事の内容を確認して問題なければ「作業開始ボタン」を押します。そうすると業務画面へと切り替わります。
仕事が完了したら納品し、クライアントから承認されると報酬が受け取れる仕組みです。
契約や交渉といっためんどくさい部分がない分、時間もかかりませんし、初心者で実績がない人でも気軽にできる仕事となっています。
タスク案件で特に多いのが、【コスメの口コミ記事】や【ドラマ・バラエティー番組の感想文】、【アンケート】【その他記事の執筆】ですね。
基本的にはライティングでの業務になりますね。
案件の金額は、下が5円のものから上は500円程度となっており、あまり高い金額とは言えませんが、私はプロジェクト形式の仕事を行いながら隙間時間にちょこちょことしたり、ドラマ・バラエティー番組の感想文なんかはテレビを見ながらできるので小遣い稼ぎに役立てています。
評価も増えてさらにお得です！
高単価案件で高収入を手に入れよう！
タスク案件の中には時々高額なものもあるので、それで満足している人は良いのですが、正直なところタスク案件だけではまとまったお金になるまでには時間がかかります。
やはり副業としてガッツリ稼いでいきたいと思うのならば、プロジェクト形式でお仕事を進めるのが良いでしょう。
タスク形式の仕事をたくさん行いながら、評価の数もふえてきたところでプロジェクト形式を行うと、実績が積み重なっている分、クライアントから注目されやすくなります。
タスク形式には「作業承認率」というものがあります。
これはワーカーがタスク形式で過去に行った作業の承認されている割合のことです。
もちろんこの数字が高ければ高いほど信頼につながり、プロジェクト形式の案件は採用されるやすくなります。また、作業承認率が95％以上のワーカーのみ作業ができるという制限のある仕事もあるので、やはり高いに越したことはないですね。
評価数を増やせば増やすほど、自信にも繋がりますし高額な案件でも承認されやすくなりますよ！
またこちらから良い仕事がみつからなかったとしても、あなたの評価や実績を見て、クライアント側から声がかかる場合もあります。あなた宛てにスカウトメールが届くのでチェックしてみましょう。高案件の内容かもしれませんよ！
このようにクラウドワークスは、仕事をこなした分だけ評価され、仕事の幅が広がっていく仕組みになっています。
得た報酬がすぐに手元に！
次にクラウドワークスの報酬の支払われ方をみてみましょう。
確定した報酬は、設定されている出金方式に基づき、「15日締め・月末振込」または、「月末締め・翌月15日振込」の月2回に分けて振込まれます。
振込手数料は以下の通りです。
・楽天銀行：100円
・その他銀行：500円
ここで忘れてはいけないのは手数料が取られということです！
「報酬からさらに削られるのか…」と残念な気持ちにもなりますが、これはランサーズも同様で金額も同じだけかかってきます。
しかし、出金方法の設定を工夫することによって手数料を減らすことが可能です。
出金方法は以下の3種類から選べます。
・随時出金方式：未出金報酬額が1,000円以上であれば半月後に振込。ただし、1,000円未満の場合には、次回に繰り越し
・50,000円以上出金方式：未出金報酬額が50,000円以上であれば半月後に振込。ただし、50,000円未満の場合には、次回に繰り越し
・キャリーオーバー方式：報酬に関係なく、報酬振込日が確定していない報酬を3営業日以内に出金することができる
急な出費があって今すぐにでも必要な場合は、クイック出金を利用すれば3営業日以内に出金することも可能です。
操作は簡単で、「出勤可能な報酬をすべて出金申請する」をクリックするだけです。ただし、報酬が520円以上確定した状態でないと申請することができないのでご注意を！
また、クイック出金に限り、振込手数料とは別で報酬金額の3.5%が
かかりますのでこの点も注意したいところですね。
以上、注意点はあるものの、しっかりと理解していれば不安もなくなりますし、クラウドワークスでよりよい副業ライフをスタートすることができるのではないでしょうか。是非登録してみて下さい。
