メルマガ配信を始めたけれど、返信率が低いとお悩みの方も少なからずいらっしゃるでしょう。
今回はメルマガの返信率が劇的にアップする方法を解説します。
メルマガの返信率アップ・5つの方法
メルマガの配信者が読者から返信が欲しいというケースは、
- ビジネスで次のステップへの誘導をしたい
- ショップで販売している商品の好感度を知りたい
- WEBサイトを評価してもらい
- リニューアル時の参考にしたい
等、様々なものがあるでしょう。
どうすれば返信数を増やせるのかを考えるのは、担当者も頭の痛いところです。
ここでは、メルマガの返信率を上げる5つの方法を順に紹介します。
返信して欲しいメールである事を明確に
メールの件名を工夫する
利用しているショップからの商品紹介メールや、登録したサービスからの案内メールに、読者が通常「返信」する事ほとんどないと言えるでしょう。
また、お気に入りのショップやサービスのメルマガには目を通しても、一度購入しただけのショップからのメールでは、忙しい時は目を通さず、そのまま「ゴミ箱」行きというのも、そう珍しい事ではありません。
そのため、どうしても「返信」が必要な場合、まずはメールの件名に「要返信!」「〇〇アンケートに回答願います」等、返信して欲しい旨を明記し、読者の注意を引く事が大事です。
本文で最初に返信をお願いする。
本文でも最初に「返信」を希望する旨を読者に伝えましょう。
はじめに商品やサービスの内容を長々と書いてから最後に「それでは、返信をお願いします」と書いてあっても、読者が最後まで読んでくれる保証はありません。
返信して欲しい内容を簡潔に伝える
件名に「返信して欲しい」と書いてあっても、いったい何を返信したらいいのかわからない状態では読者が戸惑うだけです。
冒頭で「返信を希望」と伝えたら、次に「返信して欲しい内容」を簡潔に伝えます。
例1:ショップやサービスの販促の場合
◎商品に対する5段階評価をお願いします。
◎サービスの感想、疑問点等のコメントをお願いします。
◎当社が実施する顧客満足度のアンケートに回答願います。
例2:ネットビジネスの商材の場合
◎今回のビジネスの内容で、疑問に思ったこと、説明がわかりにくいところはありますか?
◎このビジネスで目標にしている事は何ですか?
◎あなたが取り組んでいる副業があれば、内容を教えて下さい。
上記のように、読者に対して「返信する内容」を明示しましょう。
読者に返信のメリットを伝える
ここまで読者がきちんと読んでくれたとしても「時間がない」とか「めんどうだ」という理由で、自分から進んで返信してくれる読者はそう多くないでしょう。
しかし、返信に対するなんらかの「メリット」があれば、返信してくれる確率は飛躍的にアップします。
プレゼントの内容は、ショップやサービスならポイント、ビジネスなら動画コンテンツ等が一般的です。
また、メールの件名にも「アンケート回答で〇〇ポイントプレゼント!」等、「返信のメリット」を明記しましょう。
返信に時間がかからない方法を提示
読者が「返信してもいいか」と気持ちが動き、いざ返信しようとした場合でも、返信に時間がかかり過ぎると、途中でやめてしまう傾向があります。
そのため、回答は選択形式で、コメントは任意で添えてもらうといった方法が、読者が返信してくれる可能性が高まります。
「商品の評価を5段階でお願いします。コメントは任意ですが、品質向上のため、ご記入いただけると幸いです」等、返信時読者に負担がかからない方法を選択しましょう。
返信の結果を読者に伝え、満足感を感じてもらう
メールに返信はしてみたものの、「一方通行」では、読者に商品やサービスを印象づける事は難しくなります。
後日、読者に返信した「結果」を提示できれば、読者は「自分の意見が反映されている」事に満足感を覚えます。
この読者の「返信してみてよかった」という感情は、配信者への「共感」と「信頼感」が高まるためにも有効と言えるでしょう。
そのため、読者にはメルマガの中で「前回返信をお願いした内容」と「その結果」をしっかりと伝えましょう。
例1・商品・サービスのケース
「前回実施した〇〇についての読者アンケートの結果」
詳細なアンケート結果と、多かったコメントも掲載。
読者が見て「あ、これは私の意見だ」と思ってくれれば、自分の意見がしっかりと反映されていると受け止め、商品やサービスを継続して利用してくれる可能性も高まります。
例2:ネットビジネスのケース
「お客様の悩みで〇〇が多かったため、解消するヒントを動画にして配布します」
こうして「返信した結果」が「悩みの解消」として返ってきた事で、
- 「返信した事が役にたった」
- 「悩みの解消方法がわかった」
- 「返信する事の有効性」
をわかってもらえれば、次も気軽に返信してみようという気持ちが生まれます。
読者とメルマガを通しての「キャッチボール」ができれば、お互いの距離が縮まり、親近感と信頼関係が深まっていきます。
メルマガの中でQ&Aを実施
これもよくあるパターンなのですが、読者からの「疑問」にメルマガの中で回答する方法です。
◆読者の〇〇さんから、いただいた質問を紹介します。
→読者の質問をそのまま掲載
◇今回は〇〇さんの疑問についてお答えします。
→質問への回答を掲載
読者の「質問」にメルマガで回答する事は、返信してくれた読者に満足感を与える事にプラスして、返信してくれなかった読者にも「質問すれば、こうして回答してくれる」という期待感が生まれやすい傾向があります。
「次は私も何か質問してみようかな」と思ってもらえれば、返信率が高まる可能性にも期待大ですね!
メルマガ配信には必須のツール:テンプレート
ここからは、メルマガ配信になくてはならない、メルマガに使うテンプレートについて解説します。
テンプレートを使うメリット
読者に読みやすい、わかりやすいメルマガ
テンプレートを利用すれば、メルマガに統一感が出ます。
毎回同じ組み立てで作成されたメルマガなら、読者はどこを読めば一番欲しい情報が見つかるかすぐわかるため、ストレスなくメールを読め、満足度も高くなるでしょう。
メルマガ作成の効率がアップ
配信する側も、毎回のように出だしの「挨拶文」や「本文の書きだし」を考えなくてもすむため、メルマガの作成効率がアップします。
テンプレートに、文字数やコンテンツ数を設定しておけば、作成時間もかなり短縮できます。
テンプレートを利用するには
メルマガのテンプレートを利用するために、一番簡単なのは自身が利用しているメルマガ配信スタンドのサービスを利用する事です。
最近では、「HTMLメール」の作成機能が整っている配信スタンドは多いのですが、テキストメール中心の場合、テンプレートの有無を確認してみましょう。
また、自分宛のメルマガで「これは感じがいい」とか、「みやすくてわかりやすい」と思うメルマガをピックアップし、参考にして作るのも一つの方法です。
最後に
今回はメルマガで返信率が上がる方法について紹介しました。
メルマガの配信を継続するという事は、大変な作業です。
しかし、読者から多くの反応があれば、それがメルマガ配信の「やりがい」にもつながるのではないでしょうか。