【「守破離」と「依存症」】No.131

物事を習得する過程で、
”守破離”というものがあります。

守破離については
今さらここで説明する必要もないでしょう。

今日お伝えしたいのは、

「”守破離”と”依存症”」

というお話です。

ネットビジネスで結果が出ない人の
ほとんど(体感では9割ほど)は、
「守」の部分を実行することができません。

 ・自分の都合の良いように解釈する

 ・教わったことを継続して実践できない

そんな感じでしょうか。

ただ、教えを忠実に守って
その通りに実践していても、
なかなか結果に結びつかいないものです。

その主な理由は

「”守”を履き違えて、依存性になっているから」

だと思います。

教える側の立場としては、

「言われたことをそのままやってください」

というのは当然です。

「味付けは出汁だけでOKです」

と伝えているのに、
独自の判断で醤油やらオリーブオイルを
バシャバシャ入れられて、

「教わったものより、
もっと美味しくなると思ったので」

と主張されたら、
もう何も言うことはありません(汗)

「守」の段階で
このような人は論外なわけです。

ただ、言われたことを
卒なく実践するだけなら
ロボットでもいいですよね。

大切なのは、

「言われたことを納得した上で実践できるか?」

ということなのです。

”水が沸騰する前に、大さじ一杯の塩を入れろ”

そんなの、誰でも言われた通りにできます。

でも、なぜ

”沸騰する前に”

”大さじ一杯の塩”

なのでしょうか?

「沸騰してから塩入れたらダメなの?」

「”大さじ一杯の塩”の理由は?」

細かいことかもしれませんが、
そういうことに疑問を持って
納得した上で「守」を忠実に行うのです。

腑に落ちないなら、
師匠に聞いてみましょう。

教えるのが上手い師匠なら、
その明確な理由を事細かに教えてくれるはずです。

「守」を忠実にこなすだけの脳死ロボットは
ただ師匠に依存するだけ。

師匠に答えを求めないと、
全く身動きできない残念な人になってしまいます。

「教えに疑問を持って、
納得した上で忠実に遂行する」

この意識、めちゃくちゃ大切ですよ。