仕事を進めていくうえで、仕事の進み具合が早い人とそうでない人っていますよね?
仕事をどんどん進めていける人は「デキる人」といわれ、そうでない人は「デキない人」と言われます。
デキない人は仕事をやる気がないと評価されがちですが、本人は自分なりに頑張っているということよくあります。
デキない人と評価されがちなのは、そのやり方に問題があるんです。
ここでは、仕事がスムーズに効率よく進めていける方法をご紹介していきます。
仕事を効率的に進めていくコツ
デキる人の仕事を進めていく方法を参考に、どうすれば仕事がスムーズに進めていけるのかをご紹介していきます。
全体の流れを把握しよう
作業を行ううえで、まずは全体の流れを把握することが大事です。
仕事が一日で終わる業務なら、出勤した時に一日のスケジュールを立ててみましょう。
今日やるべきことが明確になれば作業もやりやすくなります。
目の前にあることをこなすのではなく、今日一日にやるべきことの全体像を把握したうえで具体的な作業の流れをイメージしていきましょう。
優先順位を決めよう
一日の業務が一つでいい時もあれば、複数の業務を同時進行しなければならない日もあるでしょう。
そういったときに、目についたことや簡単なことから手を付けるのではなく、何を最優先すべきかを考えて作業を進めていきましょう。
作業の中には今日中に終わらせなければならないことや締め切りが近いもの、提出を急ぐものなどがあると思います。
優先順位をつけることで、何から手をつければいいのかがすぐにわかり、仕事もはやす進めることができます。
タイムスケジュールの作成
優先順位を決めた業務一つ一つの作業時間を考えていきましょう。
業務によっては、作業時間が短いものや作業量が多くて時間がかかるものもあります。
一日の時間は決まっているため、それぞれの作業時間がどれくらいかかるかを想定しておくことで、どれだけの作業を一日で進めていけるかも目安として決めることができます。
頭でイメージしづらければ、紙に書いたりスケジュール表を作成するなど目で見てわかりやすい形にしておくといいです。
報連相は密にしておく
細かな報告が苦手な人いますよね、そういう人は損をするタイプです。
マメに上司に報告や連絡をしておくと、その場で間違いを指摘してもらったりアドバイスをもらえたりすることで、修正が容易に行えます。
報告や連絡が遅いことで、「せっかくここまで進めてきたのに、最初からやり直しだよ」ということにもなりかねません、上司も細かく報告してくれることで、あなたが今どこまで進んでいるのか把握することができますし、コミュニケーションも取れて安心して仕事を任せることができるでしょう。
また、相談することも大事です。迷ったときや困った時に自分だけで判断するのではなく、上司や同僚などに相談する癖をつけておきましょう。
相談されると協力しようという気になりますし、助けてくれることもあります。
面倒くさいと感じがちですが、この報連相はとても重要なんです。
わからないことをそのままにしておかない
仕事を進めるうえで、
「これはどうすればいいんだろう」
「この奉仕のメールは何を意図しているのだろう」
と疑問に思うことが出てくることもあるでしょう。
「後から聞けばいいや」と先延ばしにしていては、いつまでたっても作業を進めていくことができませんし、そのうち質問することを忘れてしまう可能性もあります。
勝手な判断をして、作業の目的が違うものになってしまわないように、疑問や質問は事前に済ませておきましょう。
疑問点を解消しておくことで、作業の行きつく先を見通すこともでき、作業効率につながっていきます。
効率のいい人の真似をする
何事もそうですが、初めてすることはまず先人の真似をすることが上達の第一歩だと言われます。
子供も親の言動を見て育つように、仕事をしていくうえでも効率よく仕事をこなす上司や先輩のやり方を真似していくといいでしょう。
仕事がデキる人は、どのように業務を進めていっているのか、どう周りとのコミュニケーションを図っているのかを見て学び、自分に活かしていくことで効率よく仕事を進める手助けとなるでしょう。
自ら学ぶ姿勢を見せる
仕事のやり方は人それぞれで、効率のいい人のやり方が自分に合っているとは限りません。
「先輩の真似しているんだけどなかなか自分はうまくいかないな」なんてこともあるでしょう。
ある程度仕事がデキる人の真似も必要ですが、自分に合ったやり方を見つけ出すためにはビジネス書などを読んで自分で勉強することも必要です。
ビジネス書には、それぞれいろんなやり方で作業効率を高める方法が書いてあるはずです。
その中に、自分にやりやすいやり方があるはずです。
いろんなやり方を試してみて、自分が一番効率がいいというやり方を実践していきましょう。
自分のやり方を見つけるまで、多くの本を読んで勉強しなければなりませんが、勉強することは自分のためになりますし、知識や教養として身につけるためにもとてもおすすめです。
積極的に行動することが大切
与えられた仕事はしっかりこなすけれど、それ以上はやらないといった仕事の仕方をしていては、自分自身が成長できません。
与えられた仕事はもちろん、自分から積極的に仕事を進めていく姿勢を見せることも大切です。
積極的に仕事をしていくことで、いろんな困難にぶつかることがあるでしょう。
そういったときにどのように対処すればいいのか、どうすれば解決するのかを自分で考える力をつけることが自分を伸ばす鍵となります。
与えられた仕事であっても、それをただ進めるのではなくどうすればより完成度が高く仕上げられるのか、プラスアルファを考えながら仕事を進めていくといいでしょう。
始めはうまくできなくても、それを習慣化することで少しずつ積極的に取り組む姿勢が評価を得られることでしょう。
自分の能力が発揮できる場所は必ずある
仕事を効率的に進めていくことをご紹介しましたが、この方法を実践してもなかなか職場で評価されないし、うまく周りとコミュニケーションも取れず前と全然変わっていないと困惑している人はいませんか?
「自分のやり方が悪いのかな」
と感じているかもしれませんが、実はそうではないのです。
おそらく、その職場あるいは環境が、職種があなたに合わないのかもしれません。
自分が発揮できない職場にいつまでもいても、あなたの本当の魅力を発揮することはできないでしょう。
そういう時は思い切って転職することをおすすめします。
人は必ず自分を発揮できる場所があるんです。
かくいう私もそうですが、なかなか目が出ない職場で悶々としていた時に思い切って転職したところ、そこでは自分らしさを思う存分発揮し、みんなに必要とされて今ではプロジェクトリーダーまで任されています。
環境を変えることはとても勇気がいることですが、自分に合わない職場でずっと我慢しないでもっと自分が輝ける職場を見つけましょう。
さいごに
効率よく仕事を進めていくためには、仕事を進めていく方法にコツがあります。
また、周りの環境や人との関りでも業務の進め具合に影響を与えます。
仕事がデキる人になって、楽しく効率的に業務を進めていきましょう。