人と信頼関係を築くのは、結構大変だと思います。
しかし、信頼される人になることは人生でいいことをもたらしてくれることがたくさんあります。
「あの人は信用できないからね」と言われるよりも「あの人なら信頼できるから」と思われた方がいいですよね?
信頼を得るには、
- 「この人なら話しやすい」
- 「この人になら話せる」
と思われるような「相談しやすい人」になることが、信頼される人になるための近道です。
ここでは、信頼を得るために「話しやすい人」になるためのコツご紹介していきます。
信頼されることによるメリットとは
信頼されないよりも信頼された方がいいに決まっていますが、信頼されることでどんなメリットがあるのでしょうか?
信頼されると、人から頼りにされて仕事上では大きなプロジェクトを任されたり重大な任務をお願いされることもあるでしょう。
またプライベートにおいても、自分が困った時の味方になってくれたり援助や共助が得られることもあるでしょう。
信頼されることは、生きていくうえで周りに助けてもらえることがたくさんあります。
信頼されるために、人の話を聞ける人になることをおすすめしていますが、話を聞いてあげることで信頼を得やすくなります。
話を親身に聞いてあげることで、異性から交換をもたれ恋人に発展していく例も少なくはありません。
人の話を聞ける人は、異性だけでなく同性にもモテます。
人とのつながりの中で、コミュニケーション力も付けられるし、話をしやすい人の周りには自然と人が集まってくるので有益な情報を得やすくなります。
話をしやすい人になるために
話しやすい人を見ていると、話をしやすい人は「聞き上手」であることがわかります。
人の話をしっかりと聞いているから、こちらも話をしやすくてどんどん話してしまうのです。
話を聞ける人になることが信頼を得るために必要となるわけですが、話をどのように聞けばいいのかという具体的なことをこれからご紹介していきます。
目は口ほどにものを言う
人とのコミュニケーションが苦手な人は、人の目を見て話をすることができません。
人の目を見ていないと「この人は何を考えているのだろう」と話をしている人に不信感を抱かせてしまいます。
どんなに忙しくても、その手を止めて相手の目を見てしっかり話しを聞こうとする姿勢が相手に「この人は自分の話を真剣に聞いてくれてる」という印象を与え、心を開いて話をしてくれるでしょう。
反応しながら話を聞く
話を聞いているときは会話が一方的なので、話をしてる人は途中で「この人は話をちゃんと聞いてくれてるのだろうか」と不安にさせることがあります。
そんなときに、聞き手がうんうんとうなずきながら話を聞いてあげると、話を聞いてもらえてると安心して話を続けることができます。
ひんぱんにうなずく必要はなく、時々うなずいてあげるだけでもいいんです。
反応について、
さ・・・さすが
し・・・知らなかった
す・・・すごい
せ・・・センスある
そ・・・そうなんだ
という反応のさしすせそというものがあり、この五語を上手く活用して話の合間に挟んであげると、話を続けやすくなります。
ゆっくり話を引き出してあげる
話をどんどんできる人もいれば、元々話をするのがにがてな人もいます。
自分の言いたいことを上手く口に出すことができなくて、どう話していいのか言葉に詰まることもあるでしょう。
そういったときに、無理に会話を続けようとこちらから話を想像でつなげてはいけません。
相手が自分の口で話ができるように、余裕を持った姿勢で言葉がでるのを待ってあげましょう。
普段あまり話をしない人でも、ゆっくりと話を聞いてあげる姿勢を見せることによって、「この人になら何でも話せそうだ」という信頼を得ることができるでしょう。
どうしても言葉に詰まって話が進まないようであれば、相手の言いたいことを言葉にできるように少し手助けしてあげることはいいかもしれません。
しかし、相手の意向と違うことをいってしまうとせっかく築きかけた信頼が崩れてしまうので、こちらから発言するときは細心の注意を払ったうえで慎重に行いましょう。
相手の感情をくみ取って
話の内容は、悲しいものかもしれないし嬉しいものかもしれません。
どんなシチュエーションで話をしているのかは内容で判断できます。
相手が表現が豊かな人なら同じように喜怒哀楽をはっきり示してあげましょう。
同じ温度で反応してくれることで、そのに共感が生まれます。
また、表現が苦手な人にも大げさに反応してあげてみましょう。
表現が苦手な人は無表情なのではなく表現が苦手なだけなんです。
相手に自分の感情を代わりに表現してもらうことで、自分も嬉しくなります。
まずは全部受け入れよう
話を聞いていると、「あれ?これ違うんじゃないかな」と感じることもあるかもしれません。
話している相手に非があることもありますが、そこはすぐに指摘するのではなくいったん全部受け入れましょう。
相手は、自分の思いを聞いてほしいだけなんです。
それを「あなたの言っていることは間違っている」とすぐに否定されると不快な思いを抱きます。
間違っていると思っても、それはいったん受け入れてしまいましょう。
話を全部聞いたうえで、相手を否定しないように意見することが重要です。
話をしたほうも、自分が話をしている中で改めて話すと自分が間違っていたことに気づくケースもあります。
時には意見することも大事
話をしている人は、基本的に話を聞いてほしいので話を受け入れて共感する姿勢を見せることで相手の信頼を得ることができます。
ただ、それが全てではないので、意見や感想を求められたらそれにきちんと答えましょう。
ここで曖昧な返事をしていると「この人は話を聞いていなかったんじゃないか」という不振に変わってしまいます。
求められていないときは聞いて共感するだけでいいですが、返答を求められたときは誠意をもって答えましょう。
話の内容に同調する
先ほど反応のさしすせそをご紹介しましたが、その他にも反応を示すいい方法として相手の話を繰り返すことがあります。
相手が話しているのを聞くだけでは、話が一方的になり過ぎて最後まで話ができなかったりするものですが、時折相槌を入れてあげると話をしやすくなります。
「今日いいことがあったんですよ」
「へー、いいことがあったんですね。」
「100円拾ったんです」
「100円も!うらやましいです」
といったように、上手に相手の会話を拾ってあげるのも、相手の話をちゃんと聞いているという意思表示にもなるのでおすすめです。
会話を広げる方法の活用
相手の話に同調して反応をしていく中で、話を続けやすいように質問形式で反応すると効果的なこともあります。
「今日いいことがあったんですよ。」
「へー、どんないいことがあったんですか?」
「100円拾ったんです。」
「100円!どこで拾ったんですか?」
このように相手の話に同調しつつ、質問を投げかけていくと会話が必然的に続き、話が苦手な人でも次の会話を言葉にしやすくなります。会話も弾んで話題を広げやすくなります。
日頃の態度が話しやすさを印象付ける
話しやすさはすぐに獲得できるものではありません。
日頃から、話ができる雰囲気を作って置くことが重要です。
話しやすさのコツとしては、明るい雰囲気で常に人を気遣っている印象が強いです。
何気ない会話の中に、相手を気遣う言葉や態度があると心を開いて話しやすくなります。
また、リアクションが常に大きい人も自分の話にもしっかり共感してくれる印象を受け、話しやすい人になれるでしょう。
さいごに
人の話を聞くことは、得意な人不得意な人いると思います。
まずは自分がどんな人なら心を開いて話せるのかを考え、理想とする人物を見つけてその人の言動をまねてみることから始めてみるといいでしょう。
たくさんの信頼を得て、人生を楽しく過ごしていきましょう。