人は、面倒なことから逃げ出したくなることが多々あります。嫌なことや気が乗らないことはできれば避けて通りたいですよね。
でも、どうしても避けて通れないものもあれば、避けないほうがいいものもあります。
いったん面倒なことを避けるようになると、ついどんなものにも避けてしまおうという癖がついてしまうものです。
ここでは、どんなことからも逃げずに立ち向かうための方法をご紹介していきます。
避ける癖を治す方法とは
「あ、これ面倒だな」と思ったとき、それをそのままにしておくことはありませんか?
ほおっておいてもいいものであれば、できればそのままにしておきたいですよね。
でも、それではあなたが人間として成長するチャンスを逃してしまいます。
ぜひ、この悪い癖を治していきましょう。
まずはやってみる
ある課題や提案があった時に、それを表面だけ見て「これは厄介なものだ」と決めつけてはいませんか?
手を付ける前から面倒だと決めつけて取り掛からないのは、自分勝手な偏見です。
まずはどんなことでも「やってみよう」という意欲を持ちましょう。
やってみてダメな時はそれで仕方がないのです。
もし、それができなかったとしても、取り組んだ実績は評価されるので、やらないよりは自分を成長させることができます。
やってみることで、思っていたよりも簡単にできたということもあるでしょう。
やってみないことにはそれが面倒なのか厄介なのかはわからないのです。
どんなことでも、まずは前向きに行動してみましょう。
失敗することも大事
失敗するのが怖いからといって、与えられたものをやらないでいるのはいつまでも自分が成長できません。
与えたほうも、あなたが初めてやることだからうまくいかないかもしれない、失敗するかもしれないという予測はしているのです。
なので、不安にばかりならないで積極的に行動しましょう。
行動したことでもし失敗しても、それは仕方のないことなんです。
それよりも、行動を起こした自分をほめてあげましょう。
失敗しても、きちんと謝れば許してもらえます。
その失敗をどう克服するかを相手は期待しているので、失敗しても謝罪した後の行動が大事です。
小さな成長に気づく
人は、目標に達成してすべてを完遂しないと「できた」と言えない部分があります。
そうではなく、目標までの過程でも小さな目標を設定してそれができた時点で自分をほめてあげましょう。
今までの自分はここまでできなかったけど、今ここまでできているというちょっとした成長に気づくことができたら、もっと自分は頑張れるというやる気につながっていきます。
目標をいくつも設定することで、一つの目標を達成するたびにそこに達成感が生まれ、「ここまで頑張れたから次の目標までも頑張れる」という次への意欲につながり、次第に最終的なゴールにたどり着くことができます。
ゴールが遠いと、つい投げ出してしまいそうになりますが、近くにゴールが見えると「あと少しだ」という気持ちになって頑張ることができるでしょう。
逃げないことを宣言してみよう
自分だけの中に目標を設定しても、誰にも気づいてもらえないので、自分がやろうと前向きになれたことは周りに宣言しておきましょう。
口に出して言うことで、自分自身の新たな決意にもなりますし、周りの人も応援してくれることから、逃げ出すことができなくなり前を向かざるを得ない状況になります。
まわりの力を借りつつ、徐々に自分自身の頑張りにつなげていきましょう。
さいごに
面倒なことを避けてしまいがちなのは、誰にでもあることです。
でも、自分が成長できることを信じて、少しでも前向きにチャレンジしてください。