初心者必見!ステップメールの作成方法をわかりやすく解説

ステップメールは、商品を販売するためにあらかじめ文章を作成しておき、それを定期的に配信していくシステムです。

あらかじめ設定しておいた日時に順番にメールを自動で送ってくれるので、相手にメールを送り忘れることがなく、最後までフォローしてあげることができるという画期的なものです。

このステップメールを使って商品を販売してみたいという初心者さんに、ここではステップメールをどのように作成せいていくのかということをわかりやすくご紹介していきます。

ステップメール手順1 目標を設定する

メール

ステップメールを作成する前に、どんな商品を販売するのかという目標を設定しましょう。

どんな商品を売るのかで、ステップメールの内容は異なってきます。

何を売りたいのかをはっきりさせなければならないのですが、初心者でも販売しやすい商品の選び方をご紹介しておきます。

販売しやすい商品1 読者の悩みや希望を叶えてくれるもの

今、あなたが抱えている悩みが解決できる方法があったらどうしますか?

試してみたいですよね。このように、今読者が抱えている悩みや希望に対して解決できるような商品には需要があります。

たとえば、顔のシミで悩んでいる女性に「これ1つで顔にできたシミがみるみる消えていく!」という商品を提示したらすぐに購入するでしょう。

また、夜の眠りが浅く疲れがなかなか取れない人に「これを飲めば毎日ぐっすり快適な眠りを提供します」という商品をおすすめすればきっと買ってくれます。

今、読者がどのような悩みを抱えているのか、どんなふうになりたいのかということに焦点を充ててそれを叶えてくれる商品を選びましょう。

読者の悩みや願望がより強いほうが、商品の売れ行きに大きな影響を与えます。

販売しやすい商品2 商品自体がわかりやすいもの

どんな商品かということがわかりやすいものは、初心者でも商品説明がやりやすく、どんな効果が期待できるのかを明確にしやすいので初めてステップメールで販売を行おうと思っている人にはおすすめです。

ターゲットの絞り込みがしやすいのも、初心者向きといえます。

販売しやすい商品3 お手ごろな価格

どんなにいい商品であっても、価格が高いと購入するのに勇気がいるものです。

どんなに高くても売れるときは売れますが、初心者に価格の壁は結構大きく感じることでしょう。

なので、初めての販売する商品としては価格は比較的安価なほうが販売しやすいです。

ステップメールでの実績につながっていくようであれば価格帯を少しずつ上げていきましょう。

販売しやすい商品4 購買率が高そうな商品アフィリエイト

自分で商品を販売しなくても、商品販売ページに読者を誘導して売れた商品の紹介料をもらうアフィリエイトという方法もあります。

その場合は、商品自体の形状や使い方、効能などをあらかじめ調べておく必要があります。

また、その商品を販売しているページが本当に魅力のあるものなのか、販売ページに飛んで読者が買ってくれそうなセールスレターになってるのかも確認しておきましょう。

アフィリエイトの場合だと、商品販売ページに商品のいいところをたくさん紹介しているので、そこからステップメールの内容を精査していく参考としてもいいでしょう。

ステップメール手順2 読者層を絞る

メール配信

どの商品を販売するかが決まったら、今度は誰に売るのかを考えていきましょう。

セールストークを考えるのに、相手がどんな人物かイメージできなければシナリオを書くことが難しくなります。

例えば、40代の女性にターゲットを絞り、40代の女性にはどんな悩みがあるのかを探っていきます。

お肌のトラブルが悩みなら、

  • 特に気になるのはどの部分なのか
  • お肌の張りや潤いなのか
  • ほうれい線やしわ
  • たるみなのかなど

そのターゲットとする女性の悩みを探り出し、

  • 何か今までに対策してきたことがあるのか
  • それは効果があったのかなかったのか
  • 今も悩んでいるのか
  • どのくらい解決したい欲求があるのかなど

詳しく調べていきます。

ターゲットを絞っても悩みを探し出せなかったり何を悩んでいるのかわからないといったことがあれば、SNSやメルマガを通して該当者に質問してみましょう。

当事者に直接話を聞いたほうが問題も明確になります。

他にもYahoo!知恵袋のような質問サイトに投稿してみるのもいいかもしれませんね。

自分に近い年齢層や性別の人をターゲットにすると、問題点にもリアルに共感できてステップメールの内容も作りやすいのでおすすめです。

ステップメール手順3 ステップメールを作成する

メール

販売する商品が決まって、だれに販売するかというターゲットが決まったら、いよいよステップメールを作成していきます。

ステップメールは複数のメールに関連性をもたせ、1通目から順番に読者に配信していきます。

ステップメールの数は自分で決めることができ、どのタイミングで送るのかも自分の都合で設定することができます。

ここでは、初心者向けにステップメールの作成方法をご紹介していきますので、まずは基本と思って作成していきましょう。

ステップメールは最低7通あれば完結できますので、まずはこの7通の作成方法を覚えて実践してください。

1通目 メール登録のお礼

ステップメールの1通目は、メール登録をしてくれた直後に届くお礼のメールです。

まずは、読者がメール登録をしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えます。

お礼は深く考えず、素直にありがとうという気持ちをメール文に載せれば大丈夫です。

それから、自分の自己紹介をしましょう。

登録をしてくれた相手も、あなたの自己紹介を読むことで親近感を増してくれることでしょう。

なるべく詳細に自己紹介をすることによって、読者があなたと自分の接点を見つけて、より信頼を得られる可能性があります。

長々と文章にするのが面倒であれば、音声で自己紹介をするのもおすすめです。

自己紹介が終わったら、問題提起をしていきます。

メール登録をしてくれた読者が抱えているであろう問題点を指摘し、このメールでどのように解決に導いていくのかを大まかに説明していきます。

問題を解決することがこのメール配信の目的となるわけです。

さらに、メール登録してくれた人に対してのプレゼントを用意しているのであれば、プレゼントを配布していきます。

メールを登録してくれることに対するお礼として無料のコンテンツやプレゼントを用意しておくと登録されやすくなりますので、どんなものがいいのか調べて準備しておきましょう。

プレゼントは、今後のステップメールを読んでもらうための大事な手段なので、読者が今後もステップメールが読みたくなるような役に立つプレゼントがいいです。

2通目3通目 コンテンツ配信

1通目のプレゼントで読者が役に立つコンテンツやプレゼントを配信しますが、さらに役立つ情報をここでも配信していきます。

2通目3通目のステップメールを読んでくれている読者は、少なくとも1通目のプレゼントで受け取ったコンテンツにも興味を示してさらに続きが読みたいという気持ちになっています。

なので、2通目3通目では1通目のコンテンツをさらに深めて情報を配信していきましょう。

「無料でここまでの情報を知れるなんて」と読者に思わせることができたらこのステップメールは大成功です。

有料ならもっとすごい情報を得られるのではないかと、読者は期待に胸を膨らませています。

4通目 現在に至るまでの経緯

3通の役立つ情報を手に入れた読者は、あなたが配信するメールにとても期待を抱いています。

あなた自身に興味を持ちだしている状態です。

ここで、1通目で自己紹介はしましたが、4通目であなたがなぜこのメールを配信するに至ったのかという経緯を話していきます。

このビジネスを始めようとしたきっかけとなる出来事をリアルに語ることで、読者はあなたに感情移入していきます。

事実を書くことはもちろん構いませんが、いろんな紆余曲折があったほうが読者は気持ちを入れて読むことができるでしょう。

「この人にもいろんな苦労があったんだな」

「自分にも悩みを解決するきっかけがあればいいな」

そんな風にここで読者に思わせることが大事です。

ここで、販売する商品についての紹介もしておきます。

5通目 商品の価値を伝える

5通目で初めて商品について触れていくのですが、商品の特徴や性能を伝えるのはもちろん、この商品を手に入れることによって、読者が得られる価値を伝えることに重点をおきましょう。

この商品を使用することによって、読者の悩みがどう解決されるのか、読者がどのような未来を手に入れることができるのかを明確に示してあげます。

具体的にしてあげたほうが読者も将来の自分がイメージしやすくなります。

また、商品の価格についてもこれだけのメリットが得られるのだから、その対価に支払う価格としては妥当だと思わせる内容を盛り込みましょう。

6通目 実際の反応

商品に対する将来的なイメージは5通目で抱かせることができたので、6通目では実際に使用した人の感想を紹介していきます。

「使用感」「効果、効能」「形状」「使用後の経過」など、感想はいろんな方向から載せておくことが大事です。

読者が求めているものは人それぞれ違うので、感想の内容を多方面から載せておくことで読者の心に響きやすくなります。

実際の感想を載せたうえで、商品を販売することを予告しておきます。

7通目 販売ページへ

6通目で販売予告をしているので、7通目で販売ページに誘導していきます。

ここまで読み進めてくれている読者なら購入確率も高いですが、まだ迷いがある人もいるかもしれません。そこで、最後の一押し、「限定性」を高めた販売方法を実践しましょう。

「このメールを受け取ってから3日以内に申し込みをした人だけの限定価格」

「今ならおまけに○○をつけます」

など、ここで購入したら特典がもらえると思ったら人は今買おうという気になります。

最後に、ここまで読み進めてくれた読者へのお礼と、メール配信終了のお知らせ、今後の予定などを書きこんで終了となります。

さいごに

初心者向けにステップメールの作成方法をご紹介していきましたが、これまでステップメールを送ってきたけどうまくいかなかった人にも、自分のステップメールの内容や作成方法を見直すいい機会になることでしょう。

これを最初のステップとして、どんどん成約率を上げていき、自分だけのオリジナルステップメールを作成していってもらいたいです。