最近では、ブログよりもアマゾンの電子書籍、Kindle本を出版する方が稼ぎやすくなっています。
しかし、いざ出版したけど、まったくダウンロードされないといった経験はないでしょうか?
そこで、今回は「無料キャンペーンを実施しましょう!」
というテーマで解説していきます。
Kindleでは、自分で無料キャンペーンを設定できます。
無料キャンペーンについては、アマゾンのKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)ヘルプページに記載されています。
無料キャンペーンのメリット
「そもそも、無料で販売すると利益がないんじゃないの?」と思いましたか?
たしかに無料キャンペーンを行うと、販売による収益は発生しません。
しかし、Kindleには『KEMP』と呼ばれる分配金を受け取る権利があります。
『KEMP』とはKindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)で既読されたページ数によって収益が発生する仕組みです。
ですから、無料キャンペーンをしても、本が読まれると収益は入るので安心してください。
また、Kindleのランキングは、Kindleストアで有料Top100と無料Top100に分かれています。
無料キャンペーンを開始すると、無料TOP100に掲載されます。
その代わり、有料のTOP100には掲載されません。
キャンペーンが終わると、また有料TOP100に戻る感じですね
無料配布キャンペーンの実施手順
無料キャンペーンの実施手順について説明します。
KDPの管理画面から、『本棚』から『マーケティング』タブに移動します。
『価格キャンペーンを実施』より、『無料キャンペーン』を選択します。
画面が切り替わり、価格キャンペーンを実施という項目で『無料キャンペーン』にチェックを入れ、『無料キャンペーンの実施』をクリックします。
キャンペーンの作成画面で、開始日と終了日を決めます。
無料キャンペーンの実行期間は最大で5日間です。
キャンペーンの日数は、連続もしくは別々に分けるなど自分好みに設定できます。
最後に『変更を保存』すれば完成です。
(例)
- 5日間連続で実施
- 1日ずつ別々に実施
- 何日かを連続して実施
5日間のキャンペーンを使い切ると、KDPセレクトに登録してから90日間は実施できなくなります。
あなたなりのキャンペーン戦略を練ってくださいね。
無料キャンペーンはなぜ時間どおりに実施されない?
既に無料キャンペーンを経験している方で
「無料キャンペーンを設定したけど、時間どおりに始まらない!なぜ?」
と思われた方はいるのではないでしょうか。
じつは、KDPに記載されている時間は、アメリカ太平洋標準時であるPST時間に設定されているからです。
アマゾンはアメリカの企業ですから、非常にややこしいですがアメリカ時間に設定されています。
アメリカと日本の時差は16~17時間ほどです。
日本とアメリカの時差を変換するサイトもあるので参考にしてください。
また、アメリカ時間には夏時間(PDT: Pacific Daylight Time)と冬時間(PST: Pacific Standard Time)の2種類が存在します。
11月の第一日曜日午前2時に、夏時間から冬時間に切り替わります。
KDPの管理画面でPDTもしくはPSTの記載がされているため、確認してください。
無料キャンペーンが実施されれば、あとはSNSで告知を行います。
このときに注意しなくてはいけないのが、KDPの無料キャンペーンは記載されている時間通りには実施されない点です。
まとめ
今回は、無料キャンペーンのメリットと実施手順について説明しました。
Kindleではキャンペーンの実施によって、売上アップも可能です。
キャンペーンの開始時間を把握し、SNSでしっかりと告知しましょう!
あなたもきっとカテゴリのランキング1位を狙えるはずです。