セールスレターの成約率を飛躍的に上げるブレットの使い方

ブレットはセールスレターを書く上で、成果をあげるための重要なアイテムと言われています。

この記事では、セールスレターに不可欠なブレッドの使い方を解説します。

ブレッドを書く方法

ポイント 女性

セールスレターを読むとき、ブレットは読者の注意を引きやすく、その中身によって、読者の記事に対する印象が大きく左右されるアイテムです。

ブレッドの最適な書き方と注意点をしっかり身に着けましょう。

ブレットの意味は?

セールスレターで使われるブレットは、チェックマークをつけて商材のメリットベネフィット箇条書きで並べて行く事です。

ブレットは英語で「ピストルの弾丸」を意味し、箇条書きでメリットを並べると、チェックマークが弾痕のように見える事が語源になっていると言われています。

ブレッドの書き方には、いくつかのパターンがあります。シンプルに1つづつベネフィットを並べていくパターン、見出しを一つ作成し、その下に文章を追加するパターン等が多く使われます。

セールスレターでブレッドを使う目的は、視覚的に「目立つ」事と、箇条書きにして、要点を読者にわかりやすく伝え、商品の理解を高める事にあります。

また、ベネフィットを網羅する事で、その中のどれかが読者に「刺され」ば、読者の購買意欲を強く刺激するでしょう。

ブレットを書く手順

それでは、実際にブレッドを書く手順について説明します。

ベネフィットの数を多くあげる

ブレットはメリット(ベネフィット)をできるだけ多くあげて、数を集める事が必須事項です。

ユーザーがセールスレターを読んだ時に

「この商品を使えば、こんなにたくさんいい事があるのか!」

と、まずは数を出す事で、ユーザーの気持ちをグッと商品に引き寄せる事が可能になりますし、その中の一つでも、ユーザーのニーズに一致するものがあれば、購入に大きく近づきます。

反対にブレッドが2~3個しかなければ、目立たずにそのまま読みとばされてしまう恐れもありますし

「そんなにたいした事もないな」

というイメージを商品に対し、植え付けてしまう可能性もあります。

1回のセールスレター中に、100個以上のブレッドを入れるケースも少なくありません。

最低でも20個以上のブレッドを出していく心構えで作っていきましょう。

ブレッドは、記事のどこかでまとめて書くケースと、分散して書くケースがあります。

最近では後者の方が多い傾向にあります。

ブレッドを分散して書く例

【見出し1(美容サプリ・商品情報】

☑ブレット1(自然由来成分のみ!)

☑ブレット2(小さな粒で飲みやすい!)

☑ブレット3(美容成分〇〇を高配合!)

☑ブレット4(リピート率85%!)

・・・・

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【見出し2:美容サプリに期待できる効果】

☑ブレット1(毎朝鏡を見るのが楽しみになる!)

☑ブレット2(使用後3週間で見違えるほどお肌がきれいに!)

☑ブレット3(代謝を高め、ダイエット効果も期待できる!)

・・・

上記のように、ブレットを分けて掲載する場合は、ひとまとまりのブレットを7個以上書くのが基本です。

ブレットを7個以上作成する理由は、ページを見た瞬間

「こんなにこの商品にはいいところがある」

とユーザーに認識してもらうためです。

人は何かを一瞬見て、識別できる個数は7個までと言われています。

7個以上になると一瞬では識別できず、ひとくくりで「多い」という概念に変わると言う事です。

キャッチコピーで伝えられなかったベネフィットを挿入

キャッチコピーはセールスレターのいわば「顔」の部分です。

通常は、商品の最大のメリット・ベネフィットをキャッチコピーでターゲットに伝えるのですが、1から10までを入れ込もうとすると、逆効果になるケースもあります。

そのため、はじめに書き出したメリット・ベネフィトをあらかじめキャッチコピーに使うものと、ブレットに使うものに分類しておけば、効率よく作業が進むでしょう。

以下のようなステップになります。

→あらかじめ商品やサービスのメリット、ベネフィットを全て書き出しておく

→ターゲットに伝えたい優先順位の高いものからいくつかを選び、キャッチコピーに採用する

→残ったものをブレットに入れる

効果をあげるブレットの書き方

ブレッド ポイント

ブレットの数が多いに越した事はありませんが、その「」も吟味しないと、ターゲッットに響く強力なブレットは作れません。

ベネフィットを組み合わせて使う

ターゲットに商品やサービスの「同じようなメリット・デメリット」を繰り返しても、インパクトのないブレットになりがちです。

例えば、商品がダイエット食品の場合

☑三日で痩せられます!

☑飲むだけで痩せられます!

☑三日で2キロ痩せられます!

この3個のブレットに使われているベネフィットはそれぞれ、「三日で」「飲むだけで」「2キロ」痩せられるという一つのベネフィットをターゲットにアピールしています。

それでも悪くありませんが、インパクトにやや欠けるのではないでしょうか。

これを

☑飲むだけで2キロ、3日で痩せられます!

と組み合わせる事により、1のブレットで3つの「ベネフィット」を感じることができるため、よりユーザーに響くブレットになっていきます。

抽象度を高める

商品やサービスの内容を明瞭に伝える事が、セールスライティングでは重要と言われます。

しかし、ブレットに関しては故意に商品の「正体」をぼかし、抽象度を高めることで、ユーザーの興味や関心好奇心をそそる方が効果的に働くケースもあります。

例えば「いつも冷蔵庫に入っている「あの食べ物」で、シワは改善できる!」等、

「あの食べ物」と正体を明かさないことで、読者はあれこれと想像し、「あの食べ物」の正体が気になり、先を読まずにはいられなくなるでしょう。

見出しにもベネフィットを含める

見出しには、あらかじめ出しておいたメリット・ベネフィットの中からキャッチコピーの候補になったセンテンスを使用し、目立たせる事で読者をひきつける事が可能です。

見出しでまずは読者を引き寄せ、次の小見出しにもベネフィットを入れて、さらに効果を高めて行きましょう。

最後に

今回はセールスレターには不可欠なブレットの使い方について解説しました。

この記事が、今後のセールスレターを書く上で、参考になれば幸いです。