購買意欲を掻き立てるセールスレターのデザインとは

セールスレターとは、読者に商品を購入させるのを目的としたものです。

商品を購入させるために、購買意欲を高めるセールストーク力が必要になってくるのですが、セールスレターには文章だけでなくそのデザインも重要になります。

もちろん、読者はセールスレターの文章を読んで最終的に購入するかを決めるのですが、どんなに魅力のある文章を書けたとしてもデザインが悪ければせっかくの成約率も下げてしまうことがあります。

では、どうすれば売れるセールスレターのデザインとなるのかこれからご紹介していきます。

セールスレターの要は「文章力」

パソコン

セールスレターで一番に考えておかないといけないのは、「セールスレターの内容」です。

とにかく成約率を目的としていますので、売れるような文章をかけなければ商品の成約率はいつまでたっても上がりません。

セールスレターのデザインは、「セールスレターを読んでもらうのを目的としたもの」であることを常に頭に入れておきましょう。

デザインをメインとして活動しているウェブデザイナーであれば、完璧なデザインを作成してくれるかもしれません。

しかし、デザインばかりが目立っていても仕方がないのです。

プロのウェブデザイナーに依頼しても売れるためのセールストークを引き立たせるデザインには仕上がりません。

セールスレターのデザインは、商品を購入してもらうために作られたものでなければならないので、プロに任せるのではなく自分で知識を身につけて作成していきましょう。

セールストークを考える自分だからこそ、文章に合わせたデザインを作成できるのです。

最初のインパクトが大事

ポイント

セールスレターをより印象付けるためには、最初の画面表示が非常に重要になります。

伝えたいところがたくさんあるからと、キャッチコピーをだらだらと書いても読者には伝わりません。

わかりやすく、読者の心にグサッと刺さるものでなければならないのです。

セールスレターを開いた瞬間、目に飛び込んでくるベネフィットが読者の心にグサッと刺さるとその商品を瞬時に欲しいと思い、成約につながります。

スマホやパソコン、タブレットなどの媒体で読者はセールスレターを読むと思いますが、どの媒体でもスクロールすることなく全体をわかりやすく見せるためのデザインがいいということです。

必要最小限のリンクのみ

メール配信

商品の購入を目的としているセールスレターでは、無駄なリンクは貼らないようにしましょう。

いろいろ紹介したいからと、関連ページのリンクを貼ってしまうと読者はリンク先に飛んでしまい、セールスレターに帰ってくることなく購入機会を逃すことにつながります。

セールスレターのトップページには、申し込みがすぐにできるようにリンクボタンを設置し、法律で定められているページへのリンクを除き他のリンクは設定しません。

セールスレターはあくまでも購買率を上げるために作成したものなので、セールスレターの中で読者に商品の魅力をアピールし、購買につなげていけるよう工夫しましょう。

セールスレターを読みやすいデザインを意識する

パソコン ライティング

冒頭でも述べましたが、セールスレターのデザインは商品を売ることを目的としたデザインでなければなりません。

デザインは様々なフォントやカラー、装飾など見た目に鮮やかに仕上げることは簡単です。

しかし、デザイン重視ではないということを考えると、いくら鮮やかで目立つデザインだったとしても、キャッチコピーや文章をわかりやすく読者に伝えるための配色を心掛けていきましょう。

たとえ、黒一色のカラーだったとしても、周りのデザインに黒が一番映えればそれが適色になります。

強調文字も少なめに

配色やデザインもそうですが、文字の協調で読者により伝わりやすい文章にもなります。

だからといって、文字の色を極端に変えたり強調したり、フォントを変えたりしても何を伝えたいのかがわからなくなってしまいます。

多くのことを伝えたい気持ちはわかりますが、強調したいところは1つでいいんです。

多くの人が心に刺さる、すぐに買いたいと思えるような言葉のみ目立たせるようにすることで、シンプルかつ魅力的なセールスレターになるでしょう。

自分だけのオリジナル感をだす

セールスレターのデザインは、読者の購買意欲を高める文章を引き立たせるデザインである必要がありますが、必ずしも完璧なものでなくてもいいのです。

実際にあった話なのですが、ある個人事業主がセールスレターのデザインをプロに任せて作成してもらっていました。

しかし、購買率はなかなか上がらなかったので、何がいけないのかとセールスレターの専門家に相談したところ、自分でデザインを作ってみてはどうかというアドバイスを受けました。

デザインはあまり詳しくなく、独自で勉強しながら作成してみたところ、商品の売れ行きがよくなったといいます。

多くの完ぺきといえるデザインが多いセールスレターの中、素人が作成したセールスレターのデザインが読者の心に引っかかったのがよかったのでしょう。

自分だけのオリジナルデザインを作成することで、読者の親近感を沸かせた結果になりました。

さいごに

商品の成約率を上げるためのセールスレターですが、文章だけでなくデザインも読者の購買意欲を高める重要なポイントであるということがお分かりになったと思います。

何が正解かということはないので、この記事を参考にして自分なりのセールスレターを作成していきましょう。